これまでの人生で、出会いと別れを、これほどまでに幾度も繰り返した人(写真下⬇︎)はいない。 その人の名は「スティーブン先生」という。 スティーブン先生が日頃、医師として働く姿を如実に捉えた写真。ひょうきんで温かい人柄ながらも、仕事に向き合う時は、こんな真剣そのものの表情を見せていた アイルランド人研修医と日本人臨床薬剤師として、勤務先のロンドン・サリー州境界の一般病院の急性期内科病棟で出会った。 最初は、彼がよく質問をしてき、私が教えることの方が多かった。 でも、英国で働く非英国人同士だったからなのか、似た勤労意識を持っているからなのか、性格的に波長が合うというのか、一緒に働いていると、いつも…