今年こそは親子上場が本格的に解消する年になる、と実は毎年思っています。 でも今度こそはと思われる兆候がいくつか見えてきました。 例えば、JTの子会社 4551 鳥居薬品。香港の投資会社が、親子上場が企業統治の面で問題ありと、キャッシュ・マネジメント・システムの廃止や幹部に受け入れる「天下り人事」の廃止等を株主提案をする予定だそうです。 www.nikkei.com 時価総額818億円で、ROE3%程度。自己資本比率は90%。有り余る現金の内250億円を親会社のキャッシュ・マネジメント・システムに預けています。このお金はJTグループ内で活用することになります。逆に、鳥居薬品の株主には還元されませ…