一年前のだけれど、もう一度読んだ。 愛好しているコラム「日本の鳥たち」(撮影・解説 大橋弘一) この号は「当年 トウネン」というシギの仲間が取り上げられていた。スズメと同じくらいの小さな鳥だそうだ。写真では大きさはわからないが、意外にむっくりとして筋肉ありそうな羽搏きだ。 小さくても1万キロの渡りをする。しかもトウネンたちシギ類は大部分が親子別々に渡りをするという。親鳥たちが渡った約一か月後幼鳥たちだけで群れを作って渡りをするのだ。 想像しただけで胸がいっぱいになる。こんなちいさな鳥たちでさえ、きびしい生を生き抜いているんだと思ったりもするのだ。 これも大好きなコラム、田島ハルの妄想俳画。 白…