「菌はイヤ!」という意識を受け付けられている時代です。 その背景に、「相手を殺すか、自分が殺されるか」というゲームをさせられている人間の現状があります。 日本の昭和の時代、特に、戦後の復興期は、経済も右肩上がりで、多くの人が経済的な分配を受けられる状態でした。 でも、バブルが弾けて、新自由主義が広まり、弱肉強食の時代が表面化しました。 ある程度、共存可能だった世の中が、サバイバルゲームへと変化させられたのです。 その中で、「菌を殺せ」という除菌製品が跋扈しているのです。 また、アルコール消毒、除菌石けんなども、あちらこちらにあります。 確かに、医療現場の手術室の入口には、滅菌の徹底があるのは当…