日中友好の懸け橋 題蛾眉山下橋杭不知落成何年代 書法遒美且清新分明我眉山下橋 流寄日本宮川濱 沙門良寛 越後出雲崎に生まれた良寛が、中国から長江を下って日本海を渡り、柏崎市の宮川浜に漂着した木柱を見て詠んだ詩です。木柱には「娥眉山下喬」という五字が刻してあったそうで、そこから良寛が遠い中国に思いを馳せ、遙かな想いを詩に託したのだとか。写真の石碑には、その詩文が刻まれていました。 木柱が漂着したのは1825年12月。今から約200年前になります。その後、良寛の詩を刻んだ石碑が日中友好の懸け橋として中国に贈られ、長江を遡って峨眉山下清音閣公園に建立。1990年8月に除幕されたとのことです。 写真の…