説教の力

今日もロマ書を読みました。1章8～15節です。パウロはがローマに何とかして行きたいと書いています。私はそこに福音を伝えるパウロの思いに敬意を払う気持ちに導かれました。 パウロは語ります。「あなたがたにぜひ会いたいのは、霊の賜物をいくらかでも分け与えて、力になりたいからです。あなたがたの所で、あなたがたとわたしが互いに持っている信仰によって励まし合いたい」。さらに「わたしは、ギリシア人にも未開の人にも、知恵のある人にもない人にも、果たすべき責任があります。それで、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を告げ知らせたいのです」。 これを読んで福音伝道者としてのパウロの思いを知ります。何としても伝えた…

使徒パウロはエペソ教会の兄弟姉妹たちに対して、その手紙の終わりに、神の武具を身につけて強められなさいと勧め、すべての聖徒たちのために祈るように、命じました。 そして、最後に自分のためにも祈ってくださいと願います。それは、囚人として獄屋にあっても福音を伝えていた伝道者としてのパウロの姿があるからです。 彼は捕えられていたとしても、そこで彼の予定や計画が頓挫することはありませんでした。いや、目的がぶれることはありませんでした。それが福音を宣べ伝えることです。 このパウロの祈りの願いを今朝、あらためて読み、彼の伝道者としての姿に心を打たれました。エペソ教会に限らず、数多くの諸教会や主の弟子たちに手紙…

12話「キエサルヒマの終端」