家庭菜園を趣味とする親戚から、スイカを貰った。小玉スイカと言っていたが、いささか大きい。といっても昔あたりまえだったサイズでもなく、強いて言えば中玉スイカである。 外観は真っ黒。小さなスイカは黒いのが当たり前なのだと親戚は言う。本当かどうかはわからない。縞模様の小玉スイカも、黒い大玉スイカも見たことがあるような気がする。 小玉(あるいは中玉)とはいえ、1玉はずしりと重い。老人と中年の二人暮らしでは持て余しそうな量ではある。 とはいえ、スイカは好物であり、いくら食べても飽きない。そしてスイカは便利なのだ。例えばパソコン作業をしながら少しずつ食べたり、夜食代わりにするにも都合が良いのだった。だから…