生を必するものは死し、死を必するものは生く。(上杉謙信) 一条真也です。言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、上杉謙信(1530年~1578年)の言葉です。謙信は戦国時代の越後国の大名ですが、戦国時代でも屈指の戦上手とされました。その神懸った戦績から後世、軍神や、「越後の龍」などと称されています。「甲斐の虎」と呼ばれた武田信玄とは好敵手でした。 「生を必するものは死し、死を必するものは生く」という謙信の言葉は、「生きていたいと思って戦場へ行くものは死に、死の覚悟を持って戦うものは生きて帰ってくるもの」と、言う意味です。まさに戦国時代を生きていた武将の言葉らしいといえます。常に…