今だから【こそ】話せること この春、知人女性まりさんの娘さんが大学を卒業しました。 アパートでひとりぐらしをしていた娘さんは東京での就職が決まり、アパートを退去することとなりました。 「卒業おめでとう♪」 「就職おめでとう♪」 そんなお祝いムードに水を差す事件が勃発したのです。 「それがね…娘が借りていたアパートの大家さんから請求書が届いたの」 請求書には金拾萬円と手書きで書いてあったそうです。 「10万円!?」 話を聞いた私たちは口をあんぐり開けて、ただただ狼狽えるばかり。 ところがまりさんの旦那さんは、素晴らしく強かったのです。 几帳面な性格の旦那さんは、アパートの書類一式をファイルにまと…