名前は通信社だが、実際の中身は通信でなくニュース配信が仕事である。 辞書的定義としては、「国内外のニュースを取材し、それを新聞社・雑誌社・放送局などに提供する会社*1」になる。その他、ロイター以来の経済情報の提供も業務の一環である。 大雑把に言って、営利企業形態を取る民間企業の場合と、報道機関の共同出資による組合形態の場合と、国営/半国営の国策会社の場合がある。
アバス:1835年 AP:1848年 ウォルフ:1849年 ロイター:1851年
*1:明鏡国語辞典より
*2:旧タス通信
(谷川岳の風景2) 「昴」(すばる)と聞いて、人は何を連想するだろう。最近では人の名前にも使われてもいる。とはいえ、あの歌とともに星を思う人が多いだろう。歌は、2023年に旅立った谷村新司の名曲「昴 ―すばるー」。清少納言の『枕草子』にも「星はすばる」と、代表的な星として名前が出ている。響きからしてロマンがあり、この星の由来を聞くと今の時代にこそ大切にしたい名前だと、私は思う。
スズランの小さな花 最近はあまり見かけないが、かつてよく「ハイティーン」という言葉が使われた。10代後半(16~19歳)の年齢層のことで、「high+teen」の和製語だ。栃木県上三川町の民家に押し入り、親子3人が殺傷された強盗殺人事件。実行役としてこれまでに16歳の高校生4人が逮捕されている。いわゆる「ハイティーン」がかかわった凶悪事件は昨今、社会問題になっている「トクリュウ」(匿名・流動型犯罪グループ)の事件とみられ、SNSなどを通じた闇バイトに応募した少年たちの、後先を考えない無軌道な恐るべき犯罪だといえる。
蒼穹と桐の花 雨風がおさまった午後急に光が増してきた森の緑も色が濃いずうっと向こうまで見通しがいい透明感のある風景きょうから5月朝の冷え込みは続いている
米処の親戚から、保存のきく主食の詰合せをお贈りいただいた。さような言葉は実在しまいが、私勝手に「農協セット」と称ばせてもらっている。いかなる身の上となろうとも、けっして無駄になることのない実弾である。ありがたい。 その親戚とは、従弟の夫人とお子たちだ。家長だった従弟は他界した。したがって血縁という点だけ考えれば、かなり遠縁ということになる。だが家風だろうかお人柄だろうか、従弟が没してからすでにかなりの年月が経つが、親しくさせていただいている。 ご遺族もさることながら、早逝した従弟の人柄が格別だった。人懐こく話し好きで、つねに人を笑わせ自分も笑顔だった。けっして自分を巨きくも賢くも見せることのな…
今月の学び「通信社」2022年5月 テレビのニュースで「ロイター通信によると〜」とアナウンスが言っていたり、ネットニュースの記事で「タス通信は〜」といった記述を見たりしたことはあるでしょう。 このロイター通信やタス通信(イタル・タス通信)が今回のテーマである「通信社」である。 なんとなくニュースを取材している会社だとはわかるけれども、CNNのようなテレビ局やニューヨーク・タイムズのような新聞社のように直接通信社のつくったニュースを見ることは少ない。 一体通信社とはなんなのか?改めて調べてみた。 今回も、3つのキーセンテンスでまとめてみる。 通信社はニュースをメディアに販売する会社 通信社が出来…
上海に在住している弁護士の森脇章氏が、大林啓吾編『コロナの憲法学』(弘文堂、2021年)のコラム「中国 ー 徹底した強制型アプローチを支える自由と秩序の観念」で、中国の報道について次のように描写する。 中国政府や関係部門の広報として、新型コロナウイルスとはどのようなものか、どのように重篤化するのか、感染メカニズムはどのようなものか、感染防止に有効な対策とは何か、といったことが、テレビ、ラジオ、新聞、ポスター、道路の横断幕、チラシ、ウェブサイト、SNS、エレベーターの中の液晶画面等、ありとあらゆる媒体を通じて何度も丁寧に伝えられる。 また、報道番組では、封鎖された都市に派遣される医療従事者とそれ…