プラス面を伸ばすのは大事だなと思う。 -----講義録始め------ 2番目は、運動発達障害がある子供の対応です。運動発達障害は狭い意味での発達障害には含まれませんが、発達の遅れがあって日常生活に不適合が生じているという定義には合致しますので、ここで述べたいと思います。運動発達障害の例としては、脳性麻痺を代表とする運動機能障害、あるいはダウン症などがあります。身体機能の配慮に加え、知能の遅れや2次的に生じる心理的な問題への配慮も不可欠です。毎日の生活の基本作業、子供同士の遊び、集団での一斉活動など、あらゆる場面で丁寧な配慮と支援が不可欠になります。一方で、大人ができる支援というのは積極的に行…