藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)は、持統天皇が8年(694)創都し、平城京に遷るまでの16年間、持統・文武・元明の3天皇が都とした。一辺約1kmの中に、大極殿や朝堂院といった国をあげての儀式や政治を行う施設や天皇の住まいである内裏などがあり、現在の皇居と国会議事堂、霞ヶ関の官庁街を合わせた性格を持っていた。藤原宮跡は奈良の旅では後まわしになり、ようやく訪れることができた。 雨上がり、桜の花が舞い散りつつある頃、 あぜ道のような農道に迷い込み、今は珍しい一面「レンゲ畑」を見る。 広い臨時駐車場に停め、広大な草原のような原っぱの先に見えたのは? 写真で見たことがある「朱塗りの列柱」 門の位置に設置さ…