画家。
1920年福岡県生まれ。
1943年東京美術学校卒業と同時に応召、満州で入院生活をおくる。1952年には渡仏、1サロン・ドートンヌ会員となる。1958年には第2回安井賞を受賞。1968年〜1981年、東京藝術大学で教鞭をとり、1992年芸術選奨文部大臣賞。さらに1996年、毎日芸術賞を受賞し、2000年には文化功労者にも選ばれている。
また、『四百字のデッサン』では日本エッセイスト・クラブ賞も受賞している。
「どんな本が好きですか?」「おすすめの本とかありますか?」 気軽に投げかけるくせに、言われると一番困る言葉です。(なんならかわして言わなかったりする)でも、この本があるのでもう大丈夫です。 そのくらいに文章の味わい深さにうっとりしましたし、身近な人にも読んでほしいと思いました。 今日は、野見山曉治 著「四百字のデッサン」の感想を話していきます。美大の名誉学長を務めた「絵を描く人」が、原稿用紙(文章)で描写する人々や物事。読み手が著者の目となり、立体的に追体験していくような読書でした。 四百字のデッサン (河出文庫) 作者:野見山 暁治 河出書房新社 Amazon 読み終わってもなお、読んでしま…
野見山曉治「四百字のデッサン」は、周囲の人々や自分の過去について文章で描写している本です。 対象の物事をなぞるように緻密に描写してあって、人も過去も浮かび上がってくる。読んでいると、私もやってみたくてうずうずしてしまう。いてもたってもいられなくて、本の感想を書く前にデッサンの真似事をしてみました。 今日は、文章による私の心象風景のデッサンを読んでもらいます。書いてみて、分かることもありました。それではどうぞ。 「どう考えたってそう」まであとどのくらい 見えているものを描写しようとする美学 「どう考えたってそう」まであとどのくらい 何かする時、いつだって応援する自分と批判する自分がいる。どちらの…
本日に返却期限を迎える本がありまして、それはインターネットでは延長 の手続きができないものですから、本を持参して図書館へと赴くことにです。 一冊返却し、一冊延長で、新規で一冊かりましょうと思ったのであります が、新規で借りる一冊の選書に苦戦することにです。本日に期限を迎える もののほかにも借りているものがあって、それもあわせますと、新しい年を 迎えてからの返却日までに読むものは十分すぎるほどですからね。 まあ読めなくてもいいので、骨っぽいものを借りるか、それともすこしでも 読めるものにするかと悩んで借りたのは、次のものでありました。 パリの本屋さん (単行本) 作者:鹿島 茂 中央公論新社 A…
本日の夕方に野暮用から戻りましたら、ゆうメールで「海鳴り37号」が 届いておりました。先日に京都の善行堂さんのページで、これの書影が掲 載されていたので、当方のところにも、そのうちに届くのでありましょうと 思っておりましたが、ありがたしで本日手にすることができました。 ここしばらくは、「海鳴り」は年一回4月くらいに刊行となっていたのですが、 今年は4月に続いて12月と年二回の刊行です。 読者としてはありがたいのですが、無料配布でありますので、これは出せば 出すほど経費がかかるということになりです。せめて、この場ですこしはノア の本の紹介をして、販売に協力をしなくてはです。 編集工房ノア「海鳴り…
しれっと野見山暁治さんの作品混ざっていますのょ、、
この中に、野見山暁治さんのドローイングの本が混じってます。どこでしょう、、 いやはや、、、壁に立てかけてたのが紙類をたくさん置いている袋の上に落ちて、瞬間的に見失ない、、だいぶ限られたスペースの中にも関わらず、袋の中の過去の絵たちのスキマを何度も何度も漁り、さがしまくった、、 なぜ、無い、、でした。。 つ、つかれたぜ、、野見山さんょ、、 さささ、さて、 わたくし、この度、その野見山暁治さんの作品を、かかか、買いました。 「なにを数えてる」 という絵です。 銅版画に手彩色 お会いしたこともないままにながら、一方的に色々とどうもありがとうございます。 引き続きどうぞよろしくお願いします。
ほんと、、しつこいですが、、 野見山暁治さん、最後のアトリエ日記がすごい、、
しつこいですが、、野見山暁治さんの最後のアトリエ日記がすばらしすぎる、、
野見山暁治さん著 「最後のアトリエ日記」 44ページ、、やばひ、、、
嬉しいことが・・・ みぞえ画廊から宅配便が届きました。 厚さ4㎝、A2サイズほどの大きさのしっかりした作りの段ボール箱です。 少し前、奥山民枝先生の油絵は購入したけれど、そのほかには何も買っていないし、一体なんだろう?と不思議に思いつつ、梱包を解くと・・・ みぞえ画廊オリジナルカレンダーと奥山先生の画集2冊が入っていました。 みぞえ画廊オリジナルカレンダー・野見山暁治先生の絶筆 今年の6月22日にご逝去された、糸島にも縁の深い野見山暁治先生のカレンダーです。 顧客サービスの一環としてのカレンダー送付ではあっても、野見山先生の作品もとても好きなので、これは本当に嬉しいプレゼントでした。 添えられ…