特定の言葉や行為に対し過敏な人々に向かって誘い水を出し、それらの人々が過剰に反応する様を楽しむことを目的とした愉快犯・確信犯的な行為を示す。
ウェブ上における意味での、この言葉の使用頻度が最も高いと思われる「2ちゃんねる」での例を挙げると、ある作品・著名人・芸能人などの熱狂的なファンが集まるスレッドで、さも信憑性の高そうな嘘の情報を流したり、あえてファンの間では極常識的な話題を今初めて知ったかのような喜びを交えながら書き込んで、周りのファンからの突っ込みを期待するなどの、周りの反応を楽しむ行為や*1、各カテゴリーに関係なく立てられる「高卒叩き」のスレッド、アニメ・ゲーム・マンガ・特撮などのカテゴリーに立てられる「オタク叩き」「マニア叩き」のスレッドなどが代表的か。ただし、余程興味を惹く形での「釣り」ではないと、かえって周りを白けさせてしまうだけなので注意したい。また、釣っているつもりが実は釣られていた、ということもあるので用心しよう。
中には長期間計画を練って様々な人格を作り上げ、一人のユーザー(この場合「トリップ付きコテハン」)を巧みな話術と自作自演で釣り上げる「釣り師」といった職人も存在する。
/: ∧∧ / : (,,゜Д゜/ : _ / つ/) _ : 〜(⌒)__) /| ,, : /⌒ヽ 釣れますか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/,,, (=゜ω゜= )ヾ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*1:この場合、嘘だとばれそうになったり、逆に集中的に叩かれると、釣りを行った本人からは「釣れた釣れた」というフレーズが書き込まれるが、それは大概負け惜しみである。本当の「釣り師」はあまりそんなことは書き込まず無言で立ち去り、自分が釣られていたことが後になってようやく分かった、という実に鮮やかな仕事を見せてくれる。