『音楽は自由にする』(坂本龍一/著、新潮社)を読んだ。 没頭して読んでたら、息子がYMOを流してくれた。 坂本龍一の文章を読みながら、YMOを聴く!なんて贅沢で豊かな時間なんだ! 唯一無二の音楽家で、思想家で活動家であった坂本龍一さん。 中学生の頃、真っ暗な部屋でカセットテープが擦り切れるまで聴いた美しい旋律。 ピアノを奏でる姿とか、オーケストラを指揮する姿とか、アカデミー賞授賞式とか…とにかく全てがかっこいいなぁ…って、ウットリ憧れてた。 それとともに、地雷撤去活動や「非戦」の出版など、時代の問題に対して自分の立場を明確にして、アクションを起こす姿に、孤高の存在ではなく、私達とともに生きる存…