歴史語りは最近読んだ作品を中心に記憶の新しいうちにやっていきたいと思います。 今回「新九郎奔る9巻」気になったコマです。 普広院様(6代将軍足利義教・・・万人恐怖で知られております)の鶴の一声で先々代の今川当主は、範政(範満および義忠の祖父)が推していた千代明丸(範満の父)でなく、範忠(義忠の父)になったというエピソード。ここが義忠死後の今川家家督争いの発端にあったとということです。。 気になるので少し調べてみました。そして、そこには足利成氏の父、足利持氏も大きくかかっていることが分かりました。 1.今川家の発祥 将軍家の血を引く名家とよく言われるように、今川家は義国流源氏、足利家の一門です。…