落語を通して仏教に親しむ企画「銀座の落語寺」が5月24日、築地本願寺GINZAサロンで開催されました。ご来場そしてご覧頂きありがとうございます。 まず、三遊亭圓雀師匠に落語「阿武松(おうのまつ)」を演じて頂きました。これは相撲取りの話です。阿武松は、最初は武隈(たけくま)の弟子でした。しかし、食べ過ぎということで、武隈に追い出されてしまいました。すると、錣山(しころやま)が阿武松を、食事も用意して引き受けてくれました。やがて、阿武松はずっと強くなり、横綱になりました。 次に、私が食べることについて話しました。私たちは食べないと生きていけません。食べ物は、動物にせよ植物にせよ、元は生き物でした。…