過去問㊵ 今回は線形増幅の補聴器に純音を入力したときに正しいものを選ぶ問題。 線形増幅(リニア増幅):増幅が音の大きさによらず一定である。 つまり、小さい音を大きく、大きい音はさらに大きくする増幅方法。 純音が入力されると同じ周波数の純音が出力される。 非線形増幅(ノンリニア増幅):増幅が音の強さによって変動する。 つまり、小さい音をより大きく、大きい音はわずかに大きくする増幅方法。 純音が入力されると入力にはない純音も出力されることがある。 この問題で重要になるのは増幅している音は純音であるということ。 純音は周波数成分を1つしか持たない。 それは補聴器で増幅しても同じである。 ①出力は倍音…