2026.06.21 兄の棚から鳴り響く、雨上がりの狂想曲。 ランキング参加中音楽 雨が降りそうな、薄曇りの日曜日。兄は「ちょっとスタジオに行ってくる」と言って、ギターケースを抱えて出かけていった。静まり返った部屋の棚で、どこか誇らしげに並んでいた、ジャケット。オアシスの『モーニング・グローリー』。部屋の明かりを少し落として、CDプレイヤーの再生ボタンを押してみた。 スピーカーから飛び出してきたのは、歪んだギターの音と、どこか投げやりで、でも圧倒的な力強さを持った歌声。1995年、イギリス。私が生まれるよりもずっと前の時代に作られたこのアルバムは、2026年の私の部屋を一瞬で遠い外国の空へと塗…