今年読んだ本の数が約235冊だった。 えっ、恐いんだけど そんなにいつ読んだんだろ、記憶にない。 ++++ 記憶に残るといえば、この方じゃない? ◆クスノキの番人 (実業之日本社文庫) 東野 圭吾 表紙に惹かれて読んだけど、誰も死なないのがいいよね。 東野さんは言う。 「人殺しの話ばかり書いていると、時折ふと、人を生かす話を書きたくなるのです」 ++++ 「クスノキの番人」とは、本当に楠木の番人をする主人公の話です。 楠木に願いをしに来る人たちを案内する仕事を任せられた主人公ですが、どんな風に願いをし、その願いがどうなるのか全く知らされていません。 その願いを受け取る方法が少し特殊なのです。 …