小説家。 1958年東京都生まれ。1982年早稲田大学文学部卒業。 就職した会社の倒産により、30代から派遣会社に登録して宝飾関係の職場で働くようになる。 1993年松竹シナリオ研究所基礎科修了。以後、派遣で働きつつ2時間ドラマのプロットを多数作成。 2002年丸の内新聞事業協同組合入社。2012年社員食堂主任に就任。 2013年、「月下上海」が第20回松本清張賞を受賞。
邪剣始末 (廣済堂文庫)
月下上海
今年読んだ本の数が約235冊だった。 えっ、恐いんだけど そんなにいつ読んだんだろ、記憶にない。 ++++ 記憶に残るといえば、この方じゃない? ◆クスノキの番人 (実業之日本社文庫) 東野 圭吾 表紙に惹かれて読んだけど、誰も死なないのがいいよね。 東野さんは言う。 「人殺しの話ばかり書いていると、時折ふと、人を生かす話を書きたくなるのです」 ++++ 「クスノキの番人」とは、本当に楠木の番人をする主人公の話です。 楠木に願いをしに来る人たちを案内する仕事を任せられた主人公ですが、どんな風に願いをし、その願いがどうなるのか全く知らされていません。 その願いを受け取る方法が少し特殊なのです。 …
こんにちは、めめです!!!ここ長年体力をつけることを考えてきましたが、最近諦めモードです。とりあえず、温存を大切にして日々ほどほどに過ごせるようにしたいと思います。もう短時間睡眠、常に元気は無理なんですね。歳を重ねるってこういうことか・・・。さて、今週の読書記録です!! 読みたい本が沢山あるので、とても嬉しいです。最近X(旧:Twitter)のコミュニティ「読書記録」をのぞいて、気になる本を読むことが多いです。沢山本を読んでも知らない本がまだまだ沢山あるんですよね。それって凄いことですよね。では、今週もいってみましょう!! 1.ししゃも 著者:仙川環町おこしのためにも事業を起こそうとする出戻り…
こんにちは、めめです。 11/3(金) 念願の連休がやってきた。全く予定がないわけではないし、布団から出なくてもいいわけではないのだが、やっぱり気持ちが違う。当たり前だけれど。とりあえず朝からカフェで残っているオンライン研修に手を付けた。けれどいくら2倍速だからといって4コマ全て受講しようとしたのは集中力が持たなかった。2.5コマで断念し、ぎりぎりだけれど、来週中には終わらせることを誓った。その後はぶらぶら買い物に出かけ、帰宅してだらだら食べて、そしてうとうとする。最高だ。ここで終われば最高だったが、この後は歯医者だった。2週間ぶりなので、さっさとどうにかしてくれという気持ち半分、高額医療費を…
気づいたら今年100冊以上、本読んでた。 いつの間に?!! ++++ 図書館システムが変わり、借りた本の記録が残るようになりました。 コミックレンタルもするのでいろんな「借りた」を振り返ってみて、面白かった4冊を紹介します。 ++++ ◆バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ 山口さんの小説は大好きで、「婚活食堂」も「食堂のおばちゃん」シリーズも全部読んでます。 これは、山口さんが得意とする「飲食」+「母娘」が合体されたお話です。 夫に離婚された母が、得意のバナナケーキでお店を始める話なんですが、さくさくスラスラ読める内容です。 山口さんの小説の料理って、文章読むだけで食べたくなる…
お題「夏」 お越しいただきありがとうございます。 8月の「はてなスマホ写真部」のお題は「夏」 こちらはmiyakoGM(id:m421miyako)の投稿記事です。 smartphonephoto.hatenablog.com 夜空を彩る花火・・・・を見ていると なんだかジーンと来ちゃいます。 なんでだろう。 記事の最後のmiyakoさんのことばです。 毎度、お世話になってますのでお返しがしたい。 本記事がその答えになるかもしれません! ならなかったらごめんなさい<(_ _)> こちらがお題発表の記事です。 記事を書く方はこちらの記事のリンクからどうぞ。 はてなスマホ写真部の8月のお題は「夏」…
「婚活食堂」山口恵以子 「婚活食堂」の初版が2019年9月20日。 発売と同時に購入していて、2巻、3巻その後も発売の度に購入。未読のまま今に至る・・・・。 つまり積読ですね。 読もう読もうと思いつつ、大袈裟ではなく本屋に行くたびに山口恵以子さんの新刊が出ているので!?また買って・・・を繰り返し今に至る・・・・。 既に「婚活食堂」11巻まで発売されています。 ドラマにもなったことだし、とにかく読み始めなければ・・・・ 読んだら面白くてあっという間でした。もっと早く読めばよかった。 「婚活食堂」あらすじ 玉坂恵は元超売れっ子占い師。 離婚をきかっけに人気、財産、占い師としての力を失ったところ、あ…
「婚活食堂」シリーズが面白いので、山口さんの他の食堂シリーズも読んでみました。 ◆【読書】婚活食堂 - サヨナラ OL 元は洋食屋さんだったけど、コックだった夫が亡くなり後を継いだ息子が亡くなり、残った姑と嫁で切り盛りする「はじめ食堂」 読み易くて面白い。 料理もおいしそうだし、山口さんの書く食堂って近所にあれば絶対行きたくなるお店ばかりなんですよね。 ++++ そんなご本人のエッセイ本も読んでみました。 ◆おばちゃん街道 小説は夫、お酒はカレシ [ 山口恵以子 ] 文章と目の付けどころがめちゃくちゃ面白い! 賞をとった時の売り込み戦略や、編集者との出会い、43回のお見合い話や山口さんの人生は…
奥村シンゴさんの「おばあちゃんは、ぼくが介護します。」を読みました。当時30才台の孫が、祖母を介護するという話ですが、母親と祖母の仲がしっくりいかないという環境で、お金のことや仕事の対策等が具体的に書かれているのは好感が持てました。介護をすることで、この著書ができ、収入に寄与したであろうという点では拍手ですね。 私は、この本のおばあちゃんの事情と、私の母をついつい比較してしまいますが、私の母には徘徊がなく、かつ、おとなしい性格の方(私が介護のことで怒ることがしばしばでしたが、その時以外は、おとなしい性格だと思います。)だったので、この奥村さんに比べれば楽な介護だったのでしょうね。 世の中には、…
嫁と姑2人が切り盛りする食堂を舞台にした話。栄養たっぷりの定食をリーゾナブルな値段で提供。 読むとホッコリ気分になり、元気になる物語です。
「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエーションで飽きさせないのはさすがです。 「ゆうれい居酒屋」も読むとお腹が空いてかつ癒される小説でした。 「ゆうれい居酒屋」あらすじ 新小岩駅の商店街の路地裏にある居酒屋「米屋」を舞台に悩みを抱えるお客が訪れ、女将のおつまみとお酒で癒され悩みも解決。 ただこのお店大きな秘密がありました・・・・。 悩みが解決され、数日後に再訪するとお店がない・・・。 悩みを抱え…
先日、地元の道の駅に足を運んだ際、思いがけない光景に遭遇しました。それは、女性曲芸師さんと2歳の子猿による、息をのむような猿回しでした。 鮮やかな衣装を身につけた曲芸師さんは、まるで人形のように小さな子猿を巧みに操っていました。子猿は、曲芸師さんの合図一つ一つに完璧に反応し、軽々と輪っかをくぐったり、棒の上をバランスを取ったりと、その技の巧みさに目を奪われました。特に、観客に向かって大きくお辞儀をする姿には、思わず笑みがこぼれてしまいました。 わずか2歳の子猿とは思えないほどの高い身体能力と、曲芸師さんとの息の合ったコンビネーションに、私はただただ感心するばかりでした。二人が一つになって作り出…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 剣道や相撲など日本武道は、例外なく全てが宗教的神事でもある。 その証拠が、神前で行われる神聖な流派の演武である。 ・ ・ ・ スポーツは、勝ち負けの勝負である以上、建前で綺麗事のスポーツマンシップを語っても、本音では勝者になる為の駆け引きとしてルール違反すれすれな行為、場面によっては見えない所でのルール違反的嫌がらせも辞さない。 メダル国威発揚で、勝者は讃えられ、敗者は切り捨てられる、それ故に勝つ事が絶対的命題である。 競技人口が多い国が、少数精鋭を集めてメダルを多く獲得する。 ・…
阿部詩さんの号泣動画が著作権侵害で無効らしくどんどん削除されてますね…消しても次から次と沸いてくるのがXですけどね…削除すると逆に拡散される法則… 削除したところで一度ついた悪いイメージを払拭するのは難しいでしょうね。今回のオリンピックは色々と問題が多くて大変ですね。男子バスケも…フランス、いい加減にせーよというレベル…絶対日本に負けるわけにはいきません、という変なプライド…まあ、フランスは思いっきりアジア差別の国ですから…さもありなん、という感じでしょうけど、まあまあおよそスポーツマンシップとはかけ離れていますね。 やればやるほどフランスが嫌いになるわ。テレビ業界とかもそうですけど、大した実…
漢文のセンター過去問演習、10に満たない解答数でわざわざマークシートを用いるのは勿体無いので、毎回数字を書かせる解答欄を自作しているのですが、その解答用紙(B5サイズ)の余白には演習教材に関係する文章を埋め草として貼り付けています。 今日の埋め草は、ウエンツ瑛士『できそこないの知』(2011年)より。令和の高3に「地デジ直前のテレビ界、若手タレントだったら若槻千夏・ウエンツ瑛士という2人がまさに無双だった(←主観)んですけど、今はどうしてるんでしょうねぇ」と話したら笑いがかえってきたので、彼らがまだ現役と知れました。流石。因みにウエンツ瑛士の前記タレント本、アイドルを引きずった文体が若干キツい…
山口恵以子の「婚活食堂」を読んだ。先日ゆうれい居酒屋をよんで婚活食堂もまた感じが違って面白い、という情報を聞いたのでどれどれと読んでみた。 ichi-z.com やっぱり、最後にしっかりレシピの紹介があった。 トマトの冷やしおでんとか今の季節最高よね。 湯剥きしたトマトをおでんだしに入れて冷やすだけらしい。 あと、蒸しいちじくの甘味噌和えも相当美味しそう。市販のゆず味噌でもよいらしい。 この、突き出し料理集まじでよだれが出るわ~ ああ、それから蟹面という耳慣れない料理がでていきた。 どうやら高級、で蟹の甲羅をつかう、どこかの名物料理らしい。 というわけで検索。 tsurinews.jp ほーん…
山口恵以子の「ゆうれい居酒屋」を読んだ。 ゆうれい居酒屋 (文春文庫) 作者:山口 恵以子 文藝春秋 Amazon 「食と酒」小説の名手が贈る、心温まる居酒屋の物語新小岩の居酒屋・米屋は気の利いたつまみとおかみの人柄で悩みを抱えたお客も癒されるのだが、じつはとんでもない秘密があって……。 新小岩にある、ちょっと気の利いた居酒屋、米屋(よねや)は女将さんが一人で切り盛りするこじんまりした常連さんばかりの居酒屋だ。 わたしはタイトルの「ゆうれい居酒屋」からてっきり幽霊が店に居着くとか客が幽靈かとおもおもっていただが違った。 実はこの女将さんが故人だったのだ。なのでそっちか!という驚きも大きい。 い…
6月に読んだ本をまとめてみる これは経費で落ちません! 9 ~経理部の森若さん~ 彼女がそれも愛と呼ぶなら レモンと殺人鬼 誰でもない彼の秘密 壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 パライソのどん底 伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党 草原のサーカス グレイスレス 鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ 風よ僕らの前髪を 彼女は頭が悪いから 傷モノの花嫁 彼女のしあわせ 太陽のパスタ、豆のスープ 息ができない夜に、君だけがいた。 プルースト効果の実験と結果 キッズファイヤー・ドットコム ツミデミック 邪心 警視庁犯罪被害者支援課2 バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ 若旦…
~作品紹介~ いつも穏やかでお菓子作りが上手な母・茜と、 法律事務所に勤めるしっかり者の娘・七。 ある日、茜は医師である夫から突然離婚を言い渡されてしまう。 夫の身勝手さに傷つき、 離婚成立後もショックを引きずる茜。 七と商店街のメンバーは茜を励まし、 手作りのパウンドケーキの販売をすすめる。 「人生へのリベンジ」をかけて、 母娘二人のケーキ販売が始まった! ★★★★★ 母と娘が力を合わせて奮闘するハートフルストーリー。 助け合えるという心強い関係性と どんどん2人で前に進んで行く様子に 背中を押されました。 思った以上に強さのある母と、 行動力のある娘の仲つつまじいくい関係性にも 心が温まり…
今日は「合格体験記」の原稿を自宅に持ち帰って、書斎で一気に校正を終わらせることにしています。早朝から昼まで、5時間ほどかけて残っていた文章を全て読み終わりました。私が赤を入れた印刷原稿を元に事務嬢さんが原稿データを訂正し、それを印刷所に回した後、印刷所から届いた冊子原稿を私・事務嬢さんが全てチェックし、印刷所から再び届いた冊子原稿(2回目)を私・事務嬢さんが最終チェックするという作業が残っています。因みに、2人で行う最初の原稿チェックは進路指導室でど素面で、最終チェックは居酒屋のテーブルで行うというのが毎年の恒例です。 因みに、上記校正、目が疲れるので1時間ごとに15分程度の休みを入れています…
●おむすび縁結び 食堂のおばちゃん15 山口恵以子 佃にある「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が、仲良く店を切り盛りしている。店の二人と客たちの中で起きる様々な出来事を描いた短編集。以下の5編からなる。 おむすび縁結び ラーメンちとせの相良千歳と松原青果の松原団の結婚式が江戸川コミュニティホールで開かれる。ご祝儀不要の立食パーティ形式で行われ、はじめ食堂の皆が出席する。司会は団の弟開。以前食堂に来ていた永野つばさが現在勤めているパン屋のサンドイッチを配達に来る。二三たちは両家の親族と話をする。新郎新婦の友人の挨拶があり、式の最後に両家が協力して作ったおむす…
●昭和の焼きめし 食堂のおばちゃん14 山口恵以子 佃にある「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が、仲良く店を切り盛りしている。店の二人と客たちの中で起きる様々な出来事を描いた短編集。以下の5編からなる。 ラーメンで、こんにちは はじめ食堂と同じ佃大通りにある焼き鳥屋鳥千の主人串田保が店にやって来て、店を閉めると話す。息子進一はイタリアンレストランでシェフをしており店を継がないこと、主人夫婦は介護施設の調理主任をすることになるとのことだった。店はラーメン屋を営む相良千歳という女性に貸すことになった。千歳はラーメンちとせを開く。二三や一子は店に挨拶に来た千歳の…
4時に起床、朝風呂のお湯を溜めている間に書斎で添削。やっぱり朝の方が仕事がサクサクと(昨夜の特講直後の添削のほぼ倍速くらいで)進みます。やはり添削は未明から一気にやるべきだというのを改めて確認。入浴後に添削の残り、答案整理・得点集計。徒歩出勤で学校着7時。 明日から第1回定期テストが始まります。定期テスト直前の授業は(高2以下の場合は)授業を30分程度で終わらせ、残り20分でプリント整理や試験対策をするということにしています。本日は中3の授業だったのですが、動詞活用の小テストを行った後、文法の解説を少しだけ行い、定期テストの出題方式について軽い説明を行いました。初めての担当教員の1回目の試験と…
●初夏の春巻 食堂のおばちゃん13 山口恵以子 佃にある「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が、仲良く店を切り盛りしている。店の二人と客たちの中で起きる様々な出来事を描いた短編集。以下の5編からなる。 未練のカキ鍋 物価高のため、定食のメニューを値上げするか、小鉢2品を1品に減らすかで一子と二三は悩む。常連客三原のアドバイスもあり、小鉢を1品減らすが、小鉢1品50円で別売りで提供することになる。 要が担当する作家足利の対談が相手が原因で流れそうになり、要は困る。それを聞いた皐が前働いていた店「風鈴」で知り合った作家塩見に連絡をして対談相手とすることに。対談が…
開催日時2024年5月26日(日) 13:30~16:00途中休憩あり 会場潮来市立図書館 朗読いたこおはなしの会 お申し込み方法・対象※事前のお申し込みは不要ですどなたでもご参加いただけます。 プログラム【第一部】私のおすすめ① 童話・昔話 13:30~14:50『ビワの実/坪田譲治』(朗読:榊原)『砂山の松/浜田廣介』(朗読:渡辺)『赤ずきん/グリム童話』(朗読:遠山)『花さき山/斉藤隆介』(朗読:髙田)『おかあさんの目/あまんきみこ』(朗読:風間)『ビロードのうさぎ/ マージェリー・W・ビアンコ』(朗読:鳥潟) ~ 休憩 ~ 【第二部】私のおすすめ② 一般書 15:00~16:00『オト…
第42回【ゲスト 村西とおる・山口恵以子】「日本保守党、ナイスですね!」月刊Hanadaチャンネル生放送