ミステリ作家、小説家。 1969年5月20日生まれ、大阪府出身。A型。大阪芸術大学文芸学科卒業。 第4回鮎川哲也賞受賞作『凍える島』でデビュー。
凍える島 ねむりねずみ 演じられた白い夜 アンハッピー・ドッグズ 桜姫 茨姫はたたかう シェルター 青葉の頃は終わった 賢者はベンチで思索する 天使はモップを持って 二人道成寺 サクリファイス
「ミステリファンに挑戦、ミステリの帯クイズ」第299問! この帯は何の本でしょうか? 鮎川哲也の戦後本格の出発点となった里程標的名作 綿密な校訂と著者の加筆訂正による決定版 今日の問題の答えは 明日。コメントで解答を書いてみてね。 第298問 の答えは 『ガーデン』(近藤史恵、東京創元社、1996)でした。 この作品は探偵今泉シリーズで、5作書かれています。『ねむりねずみ』(東京創元社、1994)『ガーデン』(東京創元社、1996)『散りしかたみに』(角川書店、1998)、『桜姫』(角川書店、2002)『二人道成寺』(文藝春秋、2004)です。 ランキング参加中THE ミステリ ランキング参加…
「ミステリファンに挑戦、ミステリの帯クイズ」第298問! この帯は何の本でしょうか? [クイーンの13]第1回配本失踪した少女を追い、探偵は狂気の庭に足を踏み入れる 「これは将来、近藤さんの代表作になるに違いない」ーーー鮎川哲也 今日の問題の答えは 明日。コメントで解答を書いてみてね。 第297問 の答えは 『スタバトマーテル』(近藤史恵、中央公論新社、1996)でした。 ランキング参加中THE ミステリ ランキング参加中図書室 ランキング参加中読書
この記事は、小説『ヒルクライマー』の魅力について、ネタバレせずに考察しています。 また、小説『サクリファイス』と対比させ、物語のリアルさについても触れています。 はじめに 高千穂遙『ヒルクライマー』は、ロードレース小説でありながら、どこか静かで、身体の奥に残るような作品だ。 派手な展開よりも、呼吸のリズムや、ペダルを踏み込むときの“身体の記憶”が物語の中心にある。 読み返すたびに少し違う表情を見せる、そんな距離の作品だと思う。 高千穂遙という作家 SF作家としての顔 高千穂遙といえば、『クラッシャージョー』や『ダーティーペア』などのSF作品が有名だ。 スピード感のある描写、機械と身体の一体感、…
この記事は、近藤史恵『サクリファイス』をネタバレなしで紹介し、作品をより楽しむためのロードレースの基礎知識をまとめたものです。 【サクリファイス|紹介】 ■ この作品で、ロードレースを“観る”ことにハマった 近藤史恵著の『サクリファイス』を読んだことで、ロードレースという競技を“観る”ことの面白さに気づいた。 それまで自転車競技は遠い世界のスポーツだった。 ツール・ド・フランスというレースの名を知る程度の存在だったのに、この作品をきっかけに視界が一気に開けた。 ■ ミステリーでありながら、スポーツ小説としても成立する 『サクリファイス』はミステリー小説として紹介されることが多い。 ● しかし、…
評価3 再読。 3つの都市マラソンをめぐる物語。 ①純白のライン(三浦しをん)②フィニッシュ・ゲートから(あさのあつこ)③金色の風(近藤史恵) 「純白のライン」・・・勤める不動産会社の娘が走るニューヨークシティマラソンの付き添いとして参加した男性が自分の過去を振り返って今を見つめる物語。 「フィニッシュ・ゲートから」・・・シューズメーカーに勤める挫折した元ランナーが、東京マラソンを走る旧友のためにシューズを新作してゴール地点で待ち構え走ることの本質を考える。 「金色の風」・・・語学留学でパリを訪れた女性がチェコ人の女性と知り合いになりパリマラソンに挑戦。バレエに懸命に取り組んでいた過去を振り返…
アミの会物です。こちらのテーマは嘘と約束となかなか対比的なモチーフ。 ブレーキをかけずに自転車で坂を下ると新しい自転車がGET出来る。そんな噂になった事件と年金受給詐欺とケースワーカーとあたりや高校生のその後?・・・自転車坂/松村比呂美 小学校4年の時にやってきた転校生を思い出す。その頭が良さそうな蓮田君はパスタが好きなので「パスタ君」と呼んでくれと言い、うちの家は水道の蛇口からミートソースが出てくるように改造されてると荒唐無稽の嘘をつく。彼がついた嘘の理由を考えた時、10歳の自分がたどり着いた結論と真実と・・・パスタ君/松尾由美 夫の事業の出張中、第二火曜日だけ宿泊するホテル・カイザリン。日…
風待荘へようこそ(近藤史恵/角川書店) あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします 年頭にふさわしい特別の本、とはいきませんでしたが、私の好きな作家の近著で読後感のよいものを選んでみました。 主人公は45歳の主婦。というか、主婦だった女性。夫の身勝手な理由でほぼ一方的に離婚され、一人娘の親権も父親の側に。行き場を失った彼女は、SNSで知り合った女性に誘われて、とりあえず半年、京都のシェアハウスに住み、ゲストハウスの運営を手伝うことに。 という設定の物語。 読んでみての感想。 間違いなく、ふだん私が読まないタイプの小説。謎解きの要素もなく、この作者でなければ読まなかっただろう。に…
ホテルは、ミステリーと相性のいい舞台です。 限られた空間、入れ替わる宿泊客、そして誰もが「一時的な顔」をして過ごす非日常。 一流ホテルの華やかな裏側から、南国のリゾート、閉館間際の老舗まで、「どんなホテルか」によって物語の色彩もガラリと変わります。 本記事では、読みやすく物語に入り込みやすい日本のホテルミステリーを5冊厳選しました。 「ホテルが舞台のミステリーを読みたい」「閉鎖空間ものが好き」という方に向けた入門ガイドです。 なぜ「ホテルが舞台のミステリー」は面白いのか ホテルが舞台のおすすめミステリー小説5選【日本作品】 ①『マスカレード・ホテル』/東野圭吾 ②『アミュレット・ホテル』/方丈…
近藤さん新作短編集。それぞれの主人公が馴染みのない海外に行っていろんな 人や美味しい物に出会うことで、躓いた人生を見つめ直す、というような感じ の作品集。海外×食べ物×近藤史恵で面白くない訳がない、という訳で、好み ど真ん中の作品でしたね。 だいたい一箇所くらいは行ったことがある海外が出て来るんですけど、今回は ひとつも行ったことがある国がなかったです。読みやすいので、ほとんど一日で 読んじゃった。出て来る食べ物もどれも美味しそうだったなぁ。既読の作品も 入ってました(『遠くの縁側』と表題作)。 最初のページをめくると、海外行きの航空チケットを模した紙が付いていて、 凝った構成だな~と思いまし…
ホテル・カイザリン 電子再編集版 作者:近藤 史恵 光文社 Amazon 不穏だったり怪しかったり 勘違い男には手厳しい