「ニッチ」とは「隙間」という意味ですが、住宅用語としては、壁をくぼませて作り出した飾り棚のようなスペースのことを指します。西洋建築で、古くから用いられてきた建築技法ですが、現代の住宅においても、空間のアクセントとして、とても有効な手法ですので、新築やリフォームの際には、検討されてみてはいかがでしょうか? ここでは、効果的なニッチの作り方について解説いたします。 動線、視線の突き当たりに設ける コーナーに設ける ニッチ奥の壁仕上げを変える 間接照明で演出する 周辺の壁を照らさない ①動線、視線の突き当たりに設ける 玄関に入って正面の壁や、廊下の突き当りの壁など、動線と視線の突き当りとなる場所にニ…