先日の昇段試験について ある若者がチャレンジした。とても良い審査だった。 彼は入門して2年ほどだが、稽古姿勢も良く、なにより向上心旺盛なところが本当に素晴らしい。 週に5回ほど稽古に来ているため、ほぼ部活( ´∀` ) その稽古量と体力、気力すべてにおいて満ちている。 そんな彼を見ていると、まだ若かった私を思い出す。 養神館に入門したのは97年の冬、鮮明に記憶している。 塩田剛三先生の偉人伝がテレビで放映されていて、親族がその番組を録画していて、 それをたまたま観ていた。その中でお笑いの偉人やいろんな方々が出演されていた中で、 異彩を放っていたのが、そう、昭和の達人と称された塩田剛三。 戦後の…