【『ウルトラマン』の想い出 (1)】 古谷「俳優になったらやりたいポーズのひとつで、ジェームス・ディーンの『理由なき反抗』(1955)のときの構えるポーズ。東宝の俳優になっていつかはやりたいと。ウルトラマン役でできた(笑)。(飯島監督にそのことは)話してないけど、OKが出た。ジェームス・ディーンはもっと上体を起こしてたんだけど、高野さん(高野宏一)が「見切れるからもっと低くしなさい」と。もっと低くもっと低くと言われてだんだん猫背みたいに(笑)。『理由なき反抗』のロサンゼルスのロケ地には桜井さんとデートで行ったんですよ」