テレビディレクター、脚本家。元木下プロダクション社長。 1937年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、1956年TBS入社。 主な作品に、『維新風雲録』『鳴門秘帖』『剣客』『赤西蠣太』『月曜日の男』『柔道一代』『泣いてたまるか』『SOS富士山』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『金曜日の妻たちへ』などがある。*1 脚本を書くときのペンネームは千束北男。
飯島敏宏 「ウルトラマン」から「金曜日の妻たちへ」
*1:志賀信夫『映像の先駆者125人の肖像』(NHK出版)などによる
【ウルトラシリーズの想い出 (2)】 小中「ぼくがやらせていただいた平成ウルトラも同じでしたよ。演出部(助監督)の人が「バリバリッ」と」
高校生の主人公(上村侑)は『スター・ウォーズ』(1977)に影響されて文化祭に向けて仲間(福澤希空、桑山隆太)とSF映画をつくり始める。ヒロイン役は想いを寄せる女子(高石あかり)に引き受けてもらい、クラスメートの協力も得て順調に制作は進むが、ほろ苦い結果が待ち受けていた。
【『ウルトラマン』の想い出 (2)】
【『ウルトラマン』の想い出 (1)】 古谷「俳優になったらやりたいポーズのひとつで、ジェームス・ディーンの『理由なき反抗』(1955)のときの構えるポーズ。東宝の俳優になっていつかはやりたいと。ウルトラマン役でできた(笑)。(飯島監督にそのことは)話してないけど、OKが出た。ジェームス・ディーンはもっと上体を起こしてたんだけど、高野さん(高野宏一)が「見切れるからもっと低くしなさい」と。もっと低くもっと低くと言われてだんだん猫背みたいに(笑)。『理由なき反抗』のロサンゼルスのロケ地には桜井さんとデートで行ったんですよ」
【特撮現場の飯島監督(2)】 『ウルトラマン』(1966)の第5話「ミロガンダの秘密」では植物怪獣が登場。 古谷「初日は目が見えなくて、なかなか慣れないし。カメラも35ミリででかいし、照明も熱かったしねえ。(最初の相手は)グリーンモンスで(植物怪獣だから)あまり動かない。飯島さんが殺陣をつけるわけではないし、高野(高野宏一)カメラマンでもないし、結局は誰が動きをやるのと。全然決まってないから現場の雰囲気が悪くて。やっぱり特撮の監督がやるべきじゃないかってことになったら、的場(的場徹)監督が「私はそれで呼ばれた覚えはないです」。途中でいなくなっちゃって(笑)飯島さんと高野さんと(合成の)中野稔さ…
【『ウルトラマン』での飯島監督】 『ウルトラマン』にて飯島監督は第2・3・5話をまず撮っていて、その3本はシリーズのクランク・インで第1話よりも先に制作された。 桜井「『ウルトラマン』になると毒蝮(毒蝮三太夫)さんと小林(小林昭二)キャップはTBSで飯島監督とやっていらしたんだけど、うち(東宝)の黒部(黒部進)先生と二瓶(二瓶正也)ちゃんは初めて。黒部先生に「飯島監督って怖い?」って訊かれて「いや、怖くないですよ」「そ、そう…」。(役者が)何かできないと監督はすっと見るじゃない? あの目が怖いんですよ。きみできないのね、みたいな(笑)」
『ウルトラQ』(1966)、『ウルトラマン』(1966)などで監督・脚本を務めた飯島敏宏。2021年に逝去した飯島氏を追悼する上映とトークイベントが2022年12月に鶴川にて行われた。
はじめに この記事では郷が働くMATのメンバーについて取り上げます。 南猛 南猛(みなみたけし)は年齢25歳。長野県出身。柔道5段の腕前を持つ設定がありましたが、第2話「タッコング大逆襲」(脚本:上原正三、監督:本多猪四郎、特殊技術:高野宏一)では郷を投げても郷は空中で回転して立ってしまい、その後 南「凄まじい技だ。お前が受け止めてくれなかったら、首の骨を折るところだったよ。」 という技を受けて驚嘆します。これと前後して郷の慢心が生まれてしまいます。タッコングを郷が独断専行で攻撃してタッコングを手負のまま逃してしまい、マットサブ2号機に乗っていた岸田に責められますが 南「1号の艇長は俺だ。俺が…
2021年10月に逝去した飯島敏宏監督はバルタン星人の生みの親としても知られる。テレビ『ウルトラマン』(1966)でバルタン星人を初登場させた飯島は、歳月を経て映画『ウルトラマンコスモス』(2001)やテレビ『ウルトラマンマックス』(2005)でもバルタンを描いている。
山本文緒 さん 作家。 1962年(昭和37年)11月13日、生まれ。2021年(令和3年)10月13日、死去。 訃報 山本文緒さんが死去 直木賞作家、「プラナリア」: 日本経済新聞 直木賞作家、山本文緒さん死去 58歳 「プラナリア」「恋愛中毒」 | 毎日新聞 直木賞作家 山本文緒さん 死去 | おくやみ | NHKニュース 山本文緒さん死去 直木賞作家、58歳:時事ドットコム 作家の山本文緒さん死去 「プラナリア」「自転しながら公転する」:朝日新聞デジタル https://www.tokyo-np.co.jp/article/137460 山本文緒さんが死去 直木賞作家 - 産経ニュース …