映像製作会社。俗称は「円谷プロ」。
東宝の特撮部門を支え続けた円谷英二が、当時徐々に台頭し始めたTV部門における映像技術の発展を企図し、終戦後に立ち上げた“円谷研究所”を基礎として設立。現在の名称になったのは1968年から。 2007年、大手映像制作会社ティー・ワイ・オーの子会社になる。
公式サイトはhttp://www.m-78.jp/
*1:ウルトラマンの項目参照
今話題になっているシン・ウルトラマンを見てきた。 簡単に言うならば、ウルトラマントリガーやウルトラマンZなどを楽しむメイン視聴者の児童を完全に置き去りにしたまさに大人だけのためのウルトラマンであり、ウルトラマンを使っただけのオリジナル特撮映画である。 しかしながら、それだけでは大半のウルトラマニアや特撮マニアは納得するわけないので、随所に初代ウルトラマンへのオマージュが用意されている。 詳しくは書けないが、物語に出てくる怪獣や宇宙人は初代のものを使い、特に宇宙人の地球侵略作戦などはより現代社会に即した巧妙なものになってきている。 そして、初代では希薄だった人間側のドラマが今回ではむしろメインに…
空想特撮映画:シン・ウルトラマン 2022/05/13 劇場公開日 「空想と浪漫。そして友情」 企画と脚本に有名な庵野秀明監督が手掛けた 成田亨さんのウルトラマンが動き回る シンゴジラに習えで物語が似ている 禍威獣特設対策室専従班=禍特対〈カトクタイ〉 少数精鋭の特別班4名+1人 班長・作戦立案担当官・非粒子物理学者・汎用生物学者 +分析官 これらの5人が中心になって物語が進んでいく 空から飛来した銀色の巨人は敵か味方か shin-ultraman.jp (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||functi…
こんにちは 最近よくウルトラマンの撮影現場の映像見るんです。 www.youtube.com ↑特にお気に入りのやつ 30分くらいだから気軽に見れる♪ 主な視聴者が子ども。そしてほんの数秒のシーンに一体どれだけ手間暇がかかっていたんだろう? 例えば,ウルトラマンメビウスの12話でメビウスがコダイゴンジアザーを釣り竿で叩いたものの釣り竿が折れるシーンがあったんんです。5秒にも満たないシーンでしたがそのシーンために釣り竿をうまく細工してあったり*1。 ゼロキックの撮影シーンはちょっと衝撃的だった,,,。いやもちろん,実際に飛んでると思ってたわけじゃないんですよ。でも寝そべり台(・o・) 詳しくは1…
NHK BSプレミアムで2021年4月から放送されていた「ウルトラセブン」4Kリマスター版(全49話)が3月6日に最終回を迎えた。「ウルトラセブン」は、円谷プロダクション・TBS制作の特撮テレビドラマで、1967年10月1日から1968年9月8日まで放送された。数あるウルトラシリーズのなかでいちばん好きな番組である。今回の放送は、NHK BS4Kで2020年9月から放送された4Kリマスター版がBSプレミアムに降りてきたことになる。もちろんBSプレミアムでは4K画質では見れないが、それでも驚くべき高画質だった。以前、今回放送された4Kリマスター版のリマスタリングの工程を紹介する特番が放送された。…
第1話「星の降る町」 脚本:長谷川圭一/演出:アベユーイチ <あらすじ>7年ぶりに故郷の町に帰ってきた高校生・礼堂ヒカルは、言葉をしゃべる不思議な人形「ウルトラマンタロウ」と出会う。運命の導きのまま、ヒカルは新たなヒーロー・ウルトラマンギンガとなって邪悪に立ち向かう! <感想>フォロワーさんとTwitterのスペースでウルトラシリーズの話をしていたところ、是非「ウルトラマンギンガ」の1話感想が聞きたいとリクエストを頂きました。前評判はある程度聞いていたので覚悟して見たのですが……う、うーむ、予想を遥かに上回る、犬も食わない産廃レベルのクオリティに目眩がしたところです。特撮の第1話を見てここまで…
人気ブログランキング にほんブログ村 // ウルトラシリーズ唯一の封印作品。ウルトラセブン第12話に解る限りの情報が欲しいです。封印になった経緯やDVDやグッズの相場。ウルトラセブン第12話は何ヴァージョン存在するのか知りたいです。 わかりました。今回は今までお伝えしてきたウルトラセブン第12話の情報をまとめてお伝えしますね。 なので、こんな事がわかります。 ウルトラセブン第12話が封印になった経緯 ウルトラセブン第12話初出版・武田版の逸話 武田版を含めてウルトラセブン第12話は何種類存在する ウルトラセブンDVDの現在の種類と相場は? 比較的入手しやすいスペル星人グッズの相場 この記事を書…
はじめに この記事では第51話「ウルトラ5つの誓い」(脚本:上原正三、監督:本多猪四郎、特殊技術:真野田陽一)を取り上げます。 第33話「怪獣使いと少年」 第33話「怪獣使いと少年」(脚本:上原正三、監督:東條昭平、特殊技術:大木淳)が問題作だった事は先述しました。橋本洋二は脚本「キミがめざす遠い星」の内容を事前に知っていました。その上で第33話「怪獣使いと少年」の初号試写を見ました。しかし、その出来は東條昭平の暴走のため、放送できる内容にはなっていませんでした。そのため、橋本は作り直さないと受け取れないと円谷プロに伝えました。こうしてパン屋のシーンが追加撮影されたり、金山十郎の死の場面が撮り…
はじめに この記事ではウルトラ兄弟について取り上げます。 メディアミックス ウルトラ兄弟を語るにあたって避けて通れないのがメディアミックスだと思います。ウルトラブレスレットの各形態の名前が劇中では一切語られておらず、小学館の学年誌で紹介されていたのは先述しました。 hirofumitouhei.hatenablog.com 大伴昌司 ウルトラマンシリーズのメディアミックスで一番有名なのが大伴昌司でしょう。彼は1936年2月3日生まれで東京都本郷区出身。慶應大学に進学しますが、短期間、放送研究会にも在籍していたそうです。放送研究会での先輩に後に『ウルトラマン』の仕事で再会する飯島敏宏と藤川桂介が…
はじめに この記事では「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣について取り上げます。 怪獣の特徴 ウルトラマンの成長を描くという目的もあったと思いますが、「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣は強敵が多かったという印象があります。地球の怪獣でもバリアをはるキングザウルス3世、津波を起こしたり竜巻を起こしたりするシーモンスとシーゴラスがいますし、第18話以降はベムスターなどの宇宙怪獣、第31話以降は宇宙人も登場します。特にシーモンスとシーゴラスは地球の自然災害そのものが相手ですから、これに立ち向かうのは並大抵の事では勝てません。何しろ円谷一が「会社を潰す気か!」と怒鳴り込んだくらい佐川哲夫が予…
はじめに この記事では「帰ってきたウルトラマン」第18話「ウルトラセブン参上!」(脚本:市川森一、監督:鍛冶昇、特殊技術:佐川和夫)から登場したウルトラブレスレットを取り上げます。 登場の経緯 ウルトラブレスレットは第18話で宇宙怪獣ベムスターに敗れて太陽に飛んだウルトラマンにウルトラセブンが授けた武器です。ウルトラセブンはこう言って渡しています。 お前にこれを授けよう。ウルトラブレスレットだ!! これさえ身につけておけば、いかなる宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう。さあ地球に戻るのだウルトラマン! この言葉が全てを物語っています。なおベムスターはウルトラマンが初めて戦った宇宙怪獣でもあります。 …
オーバーロード (17) 深山 フギン,大塩 哲史,丸山 くがね,so-bin すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (10) 横田 卓馬,伊瀬 勝良 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! (13) ひろやま ひろし,TYPE-MOON Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! (13) 特装版 ひろやま ひろし,TYPE-MOON 王の獣 (10) 藤間 麗 美しい彼(1) 凪良ゆう,北野仁 プランダラ (21) 水無月 すう こっちむいて!みい子 (36) おの えりこ 東方酔蝶華 ~ロータスイーター達の酔醒 4 ZUN,水炊き…
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 ~コミュ力弱者の対人恐怖を作品図式に反映させ、福音も与えんとした26年間を総括! 『シン・ゴジラ』 ~震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン! 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 [ウルトラ] ~全記事見出し一覧 『シン・ウルトラマン』徹底解析 ~賛否渦巻くワケも解題。映像・アクション・ミスリードな原点回帰・高次元・ゾーフィ・政治劇・構造主義・フェミ! (文・T.SATO) (2022年5月29日脱稿・6月18日後半部分を加筆) 巨大怪獣や巨大宇宙人と戦う正義の巨大ヒーローというフ…
「庵野秀明をつくったもの 庵野秀明がつくったもの そして、これからつくるもの」、その通りの回顧展だった。 稀代の監督・プロデューサーはどこから生まれたのか? その豊富なサブカルチャーの土壌と現場、そして庵野が関わり、庵野から生まれた名作の数々について多くの資料が明かされた。ルーツとなる特撮番組、学生時代の作品、関わったアニメ作品、旧エヴァ、新エヴァ、そして『シン』シリーズ… 【会期】R4.4/16~6/19
こんにちは タイトルに書いたとおり、『ウルトラマンになった男』を読みました。 ウルトラマンになった男 [ 円谷プロダクション ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る この本を書かれたのは初代ウルトラマンの初代スーツアクターの(肩書が長い!)、古谷敏さん。 ウルトラマンの派生作品がたくさんある今と違い、当時は『ウルトラQ』を放送中。そんな時代に巨大ヒーローものを毎週放送。『仮面ライダー』すらまだやっていない。ウルトラマンがない時代なんて想像できんぞ。今や大抵の人が知っているウルトラマンがない。 56年前に一からウルトラマンを作り上げていく。 今度『ウルトラマン』を観る機会があったらじっっっっっっ…
おはようございます。早起きのコーセーです。 今日の天気は曇り。今は曇りの天気ですが、お昼過ぎから雨が予報されてます。気温は27℃と蒸し暑い予報。明日は雨のち晴れる予報で、30℃を予報しています。服装注意。 さて、本題。 『シン・ウルトラマン』海外映画祭への出品が決定!について考える 公開中の映画『シン・ウルトラマン』が、海外映画祭へ出品されることが決定した。出品されるのは、スイス・ヌーシャテルで開催の「ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」(7月1~9日)、カナダ・モントリオールで開催の「ファンタジア国際映画祭」(7月14日~8月3日)、アメリカ・ニューヨークで開催の「ニューヨーク・アジア…
こちらも気になっていた映画。『シン・ウルトラマン』を先週末観に行ってきた。 解説: 1966年の放送開始以来親しまれている特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、『シン・ゴジラ』などの庵野秀明が企画・脚本、樋口真嗣が監督を務め新たに映画化。 あらすじ:謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が次々に現れ、その存在が日常となった日本。通常兵器が全く通用せず事態が長期化する中、政府は禍威獣対策の専従組織・通称「禍特対(カトクタイ)」を設立する。田村君男(西島秀俊)を班長に、さまざまな分野のスペシャリストから成るメンバーが任務に当たる中、銀色の巨人が突如出現。巨人対策のため、禍特対には分析官・浅見弘子(長澤まさ…
素敵なパッケージデザイン。 ■主な収録内容・主要キャラクターデザイン画・主要アイテムのデザイン画・庵野秀明による手記(約12000字)ほか■『シン・ウルトラマン』クレジット企画・脚本:庵野秀明監督:樋口真嗣准監督:尾上克郎副監督:轟木一騎監督補:摩 砂 雪音楽:鷺巣詩郎デザイン:前田真宏 山下いくと製作:円谷プロダクション・東宝・カラー シン・ウルトラマン デザインワークス グラウンドワークス: Amazon
昨年の予告編からすこしづつビジュアルが解禁されていた「シン・ウルトラマン」ウルトラマンには必ずあったおなじみのカラータイマーがないとか、公開直前の予告でメフィラスの名刺を渡すシーン(演:山本耕史)がでてきて、これネタバレになるのとちゃうの?とかまず 1回目はIMAXスクリーンで鑑賞したかったので、なんと西宮まで遠征しIMAXレーザーの映画館(TOHOシネマズ西宮OS)で鑑賞しました。 関西に2館しかないIMAXレーザー、4Kの画面はクリアで鮮明、画角は通常映画と同じでしたが、次から次へのストーリー展開はあきることなく、再放送視聴の世代でしたが、テレビドラマのストーリー、登場人物へのオマージュも…
2019年7月15日第1版第1刷発行 第5章 第三次産業革命 ライト兄弟 動力飛行機を発明し、有人飛行に成功「真実とされていることを前提に取り組んだら、進歩の希望はほとんどない」ライト兄弟より先に飛行機の原理を発見したのは日本人の二宮忠八(1893 年、ライト兄弟の 10 年前)。 ジョン・ロジー・ベアード テレビジョンを発明「無線で見ることができる機械を作った」 ベアードは新聞社に自分の発明を知らせようと訪問したらキチガイ扱いされてしまったらしい。 ウォルター・ブラッテン/ジョン・バーディーン/ウィリアム・ショックレートランジスタを発明「これは通信の新時代の幕開けであり、どれほど途方もないこ…
シン・ウルトラマン むさしの森珈琲 週末のスイレン 関東甲信越地方は今日から梅雨入り☂だそうですね。 シン・ウルトラマン 週末は、シン・ウルトラマンかトム様のトップガンマーヴェリックか迷いに迷って、よめちゃん (id:yomechang)ご紹介のシン・ウルトラマンデートに決めました😊 シン・ウルトラマン 朝一番の回を、当日朝ネットで席を予約した時はまだ空いていたのに、映画館に行くと結構な人で、老若男女に人気があることを実感! メフィラスを演じた山本耕史がよかった! シン・ウルトラマンはCGなのか、スーツアクターなのか、どっちなのか考えながら見入ってしまいました😁 「フルCGじゃないと表現できな…
【ネタバレ注意!】 2022年5月13日に日本で公開された樋口真嗣監督の映画『シン・ウルトラマン』は,今でもヒットを続けています. 『シン・ウルトラマン』は1966-1967年にTBS・円谷プロダクションが制作したTVシリーズ『ウルトラマン』をベースにしています.映画は1966年に円谷特技プロダクションとTBSが制作したTVシリーズ『ウルトラQ』に登場した怪獣たちのエピソードを前日譚に,『ウルトラマン』シリーズの第1話『ウルトラ作戦第一号』のエピソードを踏まえた上で(主人公の死亡とウルトラマンとの融合を踏まえ,新たに戦闘の影響から子供を庇って主人公が亡くなり,ウルトラマンが主人公と融合を果たし…
特撮作品で圧倒的な存在感を放つヒーローよりも、地球の平和を守るべく強大な敵に立ち向かう人類側、防衛集団についつい感情移入してしまうのは私だけでしょうか。今回は空想特撮シリーズ『ウルトラマン』に登場する防衛チーム、科学特捜隊の活躍を描いたPCゲーム『空想特撮シリーズ ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』(1992 バンプレスト PC-98)の話です。ちなみに記事タイトルは旬な話題に便乗したのではなく、付属のマニュアルの見出しから。いやちょっと狙いました。 『ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』とは ゲーム概要とスピンオフの在り方 『ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』とは バンプレストのPCゲーム参入第1弾…
1966年に放送された特撮テレビドラマ を 現在の時代に置き換えたリブート作品 円谷プロダクション 東宝 カラー 何とも豪華なタッグでの作品であり、期待も大きい作品で発表されてから観たかった映画🎬 特報 で 『シン・仮面ライダー』 が 流れ 作品予告が多くって驚きつつも楽しみでしかない作品なのでワクワク(๑>◡<๑) ULTRAMAN 『シン・ウルトラマン』 空想特撮映画 タイトルが『シン・ゴジラ』から『シン・ウルトラマン』へと変わるなど最初っから引き込まれる( ^ω^ ) 巨大不明生物出現!! ゴメス マンモスフラワー←そのまんま ペギラ 巨大不明生物から禍威獣に改名 ラルゲユウス 禍威獣災…
空想と浪漫。そして、友情。
※注意※ 以下の記事には『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突 Episode 1~5』の内容に触れる点があります。また、Episode 6以降の内容に直接的に触れることはなく、所謂「ネタバレ」にはならないよう細心の注意を払ってはいますが、その雰囲気や方向性などに間接的に言及する点はございます。 「その程度であればネタバレにはならない」とご認識される方のみ、下記の記事へお進みください。 2022年5月28日、円谷プロダクションが手がけるサブスクリプションサービス「TSUBURAYA IMAGINATION」のプレミアム会員、そのうち抽選の当選者を対象に、現在毎週配信中のウルトラシリーズ最新…