★☆☆☆☆ あらすじ 町を彷徨う自殺した女子高生の魂。タイトルの読みは「せきせきれんれん」。 感想 ふらふらと家や学校、街中をうろつく女子高生の魂。成仏できないからなのか、そもそも何故彼女が彷徨っているのか謎だ。自殺した罰のようなもので永遠に彷徨い続けなければいけないという事なのか。 そして、そんな主人公が本当にただ彷徨っているだけなのがつらい。彷徨っているうちに何らかの目的を見つけてくれれば物語の方向性が分かるのだが、ずっと主人公が何をしたいのか分からないままだ。それを見守るのは苦痛でしかなかった。「プラプラしてないでやりたいことを見つけて取り組みなさい」と子を叱りつける世の親の気持ちとは、…