成田亨

成田亨

(アート)
なりたとおる

1929年〜2002年 彫刻家。怪獣デザイナー。ウルトラマン及び初期のウルトラ怪獣をデザインした。

武蔵美術学校研究生時代に『ゴジラ』のアルバイトスタッフとして建物の石膏ミニチュア製作などに関わったのがきかっけで、特撮美術に携わるようになる。

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『快獣ブースカ』では美術総監督を務め、『ウルトラセブン』では美術監督の立場で、数多くの怪獣のデザインを手がけた。ちなみに、封印されたウルトラセブン12話のスペル星人のデザインも成田氏の担当(シナリオは佐々木守氏)。
30年余り経った現在でも、特撮番組の分野で彼の怪獣デザインを超えるものはいまだに現れていない。美術的にはマリノ・マリーニペリクレ・ファッツィーニジャコモ・マンズーらのイタリア彫刻、ジャコメッティピカソらシュルレアリスムの影響が指摘されている。

その後も映像関係に深いかかわりをもち、『トラック野郎』シリーズ(鈴木則文監督、東映)や『麻雀放浪記』(和田誠監督 東映・角川春樹事務所、1984年)といった、一般映画の美術も手がけた。

本業の彫刻の分野でも、武蔵野美術学校彫刻研究科在学中の1955年に第19回新制作展で初入選、1956年には武蔵野美術学校彫刻研究科を無事修了、日本万国博覧会太陽の塔内部の「生命の樹」のデザインもたがけた。

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