今回は前回の内容に倣い、脂肪肝・インスリン抵抗性を起こしやすい行動習慣について話していこうと思います。 とその前に、何回かに分けて書いていたせいで、方向性を見失いそうになっていたので一旦内容を簡単に整理してから進めていこうと思います。 話の大元は脂質異常症の診断基準の1つであるトリグリセリド(TG)は、どうすると上昇するのかという話から始まり、 その中で、血中に存在するTGは食事由来のカイロミクロンと体内(肝臓)で合成されるVLDLというタンパク質に存在しているという話でしたね。 で、空腹時にTGが高いのは主にVLDLによるものであるという話から、じゃあどうするとVLDLの合成が促進されるのか…