OM-1で野鳥を撮っていると、カメラをブン投げたくなるときがある。とまっている鳥にピントが合わないのだ。撮影の状況を検証すると、ピンがこないカラクリがつかめてきた。 とまっている鳥の撮影では最小のAFターゲット(シングル)を使ってC-AFで鳥の目をねらうことが多い。その際、鳥の目や頭にAFターゲットを当てていても、手前の近い位置に枝や葉があるとそちらにフォーカスが持っていかれてしまう。 鳥認識を使用すると、手前の枝にAFが引っ張られやすいことは聞いていた。実際に自分で使ってみても鳥認識AFの精度はイマイチだと思った。被写体認識とAFの機能が正しく連携していないという印象をもった。 そのため、鳥…