癸卯年四月二十日。気温摂氏17.0/26.9度。晴。 古書肆・股旅堂の目録(第27号)1年ぶりに発行でそれが届く。全4749冊(324頁)の陳列は圧倒的。そのなかでお宝は“ガマ将軍”南喜一(元ヤクルト会長)旧蔵の「直筆原稿「玉の井物語」玉の井人身売買・私娼解放運動資料ファイル3冊(50万円)で目録にも9ページに渡り緻密な資料データ掲載あり。熟読。 馬場あき子、増田正蔵、大谷准共著『黒川能の世界』(平凡社、昭和60)読む。黒川能の東京公演の一つ、昭和11年9月の観世能楽堂での公演は能楽書院創業30周年の記念事業で能楽書院主宰の斎藤香村は鶴岡の出身であること。余談だが大相撲の横綱柏戸が黒川の出身で…