(NHKより) NHKが中国海警局の万トン級「海警2901」のAIS(自動船舶識別装置)のデータをもとにした記事を公開した。過去5年分のAIS情報をもとに、ここ2年間はAIS位置情報を発信しながら東シナ海の日本が主張する日中中間線付近を航行したり、ときには尖閣諸島の北西約80kmの海域に近づいた様子が分かる。 中国が海洋進出を強めるなか、中国海警局の最大級の船が、東シナ海の日中中間線付近で、みずからの位置情報を発信して航行する、示威行動ともいえる動きを活発化させていることがわかりました。海域での存在感を高めるねらいがあるとみられ、海上保安庁が注視しています。 中国海警局最大級の船 日中中間線付…