USAのギターメーカー。 Telecaster, Stratocaster, Precision Bass, Jazz Bass など,多数の伝説的エレクトリックギター、ベースを生産中.
前回の記事(1960年当時のアメリカにおけるエレキギターの価値を2020年の日本円で検証してみた)では、アメリカ国内でのエレキギター価格を現代の日本円に置き換えて再評価を行った。その結果、Fenderのストラトキャスターやギブソンのレスポール・スタンダードといった定番機種は、2020年換算では10万円台で購入できる水準にあり、当時それらが「特別な贅沢品」ではなく比較的手の届く存在であったことが明らかになった。 しかし、これはあくまで生産国アメリカにおける事情に過ぎない。実際にそれらのギターを輸入品として手に入れるしかなかった海外、とりわけ大西洋を挟んだイギリスでは、全く異なる価格現実が存在して…
#280 "Rescue" 2025年6月1日制作 / Fender JAGUAR 2009 6月になった。 転職だ、明日から。 rinta64.33 · 125_Ebm_Rescued-2 いきさつは省略する。 ↓↓↓ この5カ月間、渋谷の零細企業で世話になった。 期待したこととの違いが多くあったけれど、思い返せば、気持ちは軽く、朗らかでいた気がする。 昼飯は毎日スーパーでお買い物、というのもいつしか毎日の楽しみになっていた。 短い間であったけど、雇ってくれた社長に感謝している。 お互いの時計が合わなかったのは申し訳なかった。 置き土産が実ることを祈っている。 さて、明日、今年2回目の60歳…
1960年のアメリカで販売されていたエレキギターは、当時の人々にとってどの程度の価値があったのか。特にレスポールやストラトキャスターといった名機の価格を、60年後の2020年時点の日本円に換算してみることで、当時の「楽器の存在感」をより具体的に理解することができる。 使用した換算方法:1ドル≒600円の根拠 この試算にあたり、ChatGPTのDeep Research機能を用いて1960年の1ドルが2020年の日本円でどの程度の価値になるかを算出した。その計算プロセスは以下の通りである。 米国CPIに基づくインフレ率調整 1960年の米国消費者物価指数(CPI)は約29.6(1982–84年=…
最近のマルチエフェクターはアンプシミュレーションを内蔵しているモノが多いので、XLRで出力してそのままミキサー卓やオーディオインターフェイスに接続できるマルチエフェクターの備忘録。 [BOSS GT-1000] ・エフェクトモデル:185種類 ・アンプモデル:32種類 ・キャビネットモデル:17種類 ・エフェクトループ:2系統 www.boss.info [Line 6 Helix LT] ・エフェクトモデル:104種類 ・アンプモデル:62種類 ・キャビネットモデル:37種類 ・エフェクトループ:1系統 line6.jp [Line 6 Helix Floor] ・エフェクトモデル:266種…
#279 "Fururezon" 2025年5月6日制作 / Vanzandt STV-R3 2012 rinta64.33 · 122_Am_Fururezon 自分史上最短のゴールデンウイークが終わろうとしている。 暦通りの4日… 零細は厳しい。 が、6月からまた再スタート。 次はどんな仕事がオレを待っているのか? 冒険の旅が再開するまで、開花に希望を託して。 新緑本番、GWは例年以上にアクティブに楽しんだ。 さて、明日は出勤だ。 Rint Tak
#278 今日は小ネタ、商品紹介。 ずいぶん前に買ったのだけど、しばらく忙しくて書けなかったやつ。 DR Stringlife Liquid Polymer 古くなった弦が塗るだけで蘇るっていう、魔法の液体。 ギターの数ばかり増えると1年以上弦を張り替えてないなんてのはざらで、そいつらに塗ったらどうなるんだろうか? と購入。 片っ端から塗ってみた。 どうだったか?? さすがに巻き弦のポツポツ感は完全には解消されないが、高音の弦を中心に明るい音に変わった気がする。というより、確実に変わる。 弦に何ものかをコーティングしているようで、タッチはすべすべに軽くなる。 ただ、何カ月ももつもいうものではな…
#237 "ASTRA" 2025年4月20日 制作 rinta64.33 · 122_Em_Astra-3 出逢いは大切にすべきで、ありがたいものである。 なんと20年も前に仕事で関わった方から、一緒に仕事をしたい、とお誘いいただいたのだ。 前職での私にとってお客様、クライアントである。 当時、仕事上の立場を超えて意気投合したことをお互いが忘れずにいた。 自分も初めてのタイプ(日本初進出)のお客さんで、新しい経験のために自分から仕事にのめり込んでいった気がする。 自社のみを有利に運ぶことなく、顧客目線で考え、時には自社の不利になる行動をとってでもプロジェクトの舵取りに協力をした。微力ではあっ…
マスタービルダー4台目のオーダー FENDER FLAGSHIP TOKYO HP 3台目のギターの仕様を考えている際に、これが人生最後のストラト購入?かなぁと思い始め、欲しいストラトは全部Dennis Galuszka(デニスガルスカ)に作ってもらっちゃおう! という大胆な結論に至りました。 我ながら恐ろしい発想です。 しかし、断捨離した軍資金が少し予想より多く集まったこともあり、思い切って4台目のギターもDennis Galuszka(デニスガルスカ)にお願いすることにしました。 高中さんのストラトと言えば、大きく分けるとオールドストラトかJeff Beckモデル。 そこで、ローズ指板の少…
先日行われた、横浜ミュージックスタイル2025に試奏用として制作したピックアップとなります。 フロントはモコモコせず抜け良く明るい出音、リアはTWANGYな音 を狙っています。 フロント アルニコ5、PE43ワイヤー、ワックスポッティング、2.7H/6.9KΩ、リア アルニコ5、PE42、ワックスポッティング、4.8H/8.0KΩ です。 オーダーのご相談は、artbrains1966@gmail.com まで、お気軽にメールください。お待ちしております。 www.youtube.com
マスタービルダー3台目のオーダー FENDER FLAGSHIP TOKYO HP 今年からDennis Galuszka(デニスガルスカ)がシニアマスタービルダーに昇格。 Dennis Galuszka(デニスガルスカ)にギターの製作をお願いするには、マスタービルダー料金に加えてプレミアムビルダー料金のアップチャージがかるようになりました。 このことは、私にとってかなりの衝撃。 ならば・・・。 ということで、思い切ってもう一台、自分が欲しい仕様のギターをDennis Galuszka(デニスガルスカ)にお願いすことに。。。 しかし、先立つものがなければ、この歳になって無謀な買い物はできません…