English follows Japanese.【PDCA日記 Vol. 1,255「外れたマルクスの預言」】 過去のPDCA日記でも紹介しましたが、欧米の金融機関経営者や幹部はマルクスの「資本論」を熟読していたりします。 「資本論」は「会社(資本家)は合併を繰り返す」と強調しており、私が以前所属していた金融業界は合併の歴史に色塗られています。 銀行などが合併を繰り返すことによって、貸出金利引き上げが可能になります。 お金を借りている顧客からすると、合併によって銀行の数が少なくなれば、選択肢が少なくなるため、貸出金利が上がるのは自然なことなのです。 この辺りのことを、「資本論」を書きながらマ…