久しぶりに国立近代美術館(竹橋)を訪れた。 6月14日の眺め 所蔵作品展は何度か観ているのでさして期待していなかったのだが、観ておどろいた。 最後の12室には素晴らしい大作が並んでいたからだ。いずれも90年代制作。 特にフランス在住の中国人、嚴培明(YAN, Pei-Ming)の作品は初見だった。しかも観るものを圧倒する素晴らしい出来栄え! ここに紹介する美術館HPの小さな写真ではその迫力は伝わりようがなかろうが、百倍想像を膨らませてほしい。 ——まあ、実物一見に如くはなかろうが……。 森村泰昌 1991年作品 Brothers (A Late Autumn Prayer) 世界戦争を思わせる…