日本画などの「伝統的な絵画」の形式を借りて、日本の現代をもっとも表現できる画家。 妻もアーティストの岡田裕子。
2013年に森美術館にて個展「会田誠展: 天才でごめんなさい」を開催。 性的に過激な表現や個人のtwitterのつぶやきを引用した作品がネット上で議論になった。 http://www.roppongihills.com/feature/aidamakoto/aidamakoto.html
http://www.bbb-inc.co.jp/aida/
BRUTUS特別編集 合本 「会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100 山口晃の死ぬまでに見たい西洋絵画100」 発行所:マガジンハウス 私が美術関係の本を探していた時に、たまたま見かけたので買った本。会田誠も山口晃も、彼らの作品は少ししか観ていない。しかし強烈に記憶に残っている。いわゆる、ツボにはまったということだろう。その2人が美術について書いているということなので躊躇わずに買った。それまでに読んだ美術評論家の本がひどすぎたので、私の好きな絵を描く画家の本なら面白いだろうと思った。岡本太郎のように。 それでは、会田誠に日本の絵について語ってもらおう。 さて、古い日本の絵をどう見るのか…
性と芸術 (幻冬舎文庫) 会田誠 幻冬舎 (2025年1月9日発売) f.2025/1/19 (2025-004)p.2025/1/14 from amazon site 日本を代表する現代美術家・会田誠による「犬」は、二〇一二年森美術館展覧会での撤去抗議をはじめ、数々の批判に晒されてきた。裸の少女の〝残虐〞ともいえる絵を、会田はなぜ描いたのか――? 作者が自作を解説することの禁を破り、動機、意図を初めて綴る。歴史を背負い、不完全な人間を表現することのジレンマ。ほぼ「遺書」ともいえる告白。
『会田誠 《混浴図》への道』。2024.4.20~5.19。Gallery & Restaurant 舞台裏 『会田誠 《混浴図》への道』 https://artsticker.app/events/29933 2024年5月11日。 会田誠が、麻布台ヒルズの敷地内と言える場所で展覧会をやると知って、ちょっと意外だったし、麻布台ヒルズという場所にビビりはあったものの、それでも行こうと思ったのは、神谷町という駅から近いからだった。 神谷町駅の5番出口。駅直結。徒歩1分。 それはとてもありがたい条件で、だから神谷町の駅を降りて、5番出口を目指して歩いて、途中ですでに麻布台ヒルズの内部に入りつつある…
https://amzn.to/3WdANpv 『根本敬ゲルニカ計画』 ニコ・ニコルソン 特殊漫画家、という肩書きのある根本敬が、突如、大きい絵を描く、と決めてから、完成するまでの話。それが漫画によって描かれている。 アドバイザーの現代美術家・会田誠の距離感が、敬意を持って接する、というのは、こういうことなのだと思った。 さらには、作品が作品として成立するまでの、他の誰もが助けられない苦悩のようなものもきちんと記録されている。 貴重な文献だと思う。 元々、作者は、根本敬の凄さに若い頃に触れ、それが受け入れられずに「敗北感」を持った過去がある、といったことまで描かれていた。 例えば、根本敬と、会…
会田誠さんは美術作家として生きていないから、そのつくるものはすーっと頭に入ってくる。心に染み入るのではなく、頭の中という自宅でこたつに入っているかのごとくいつの間にか鎮座している感じだ。 会田誠さんの作品 会田さんのことを何一つ知ってはいないのにそのように決めつけるのも失礼な話だが、同じような表現をしている他作家の作品群とは一線を画していると、彼の作品に出合うたびいつも思う。一つの絵画表現も、その展示方法も、一見誰でも作れそうで、美の程度に大きな差があり、今展の梅干しの絵も単なる静物画ではなく、食とは人との関わり合いの中で味わうものだということを、映像も含めた会場全体のインスタレーションで伝え…
「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」、本町の船場エクセルビル会場にて沓名美和・緑川雄太郎キュレーション『STREEET3.0:ストリートはどこにあるのか』展。 残りの5・6Fをレポ。カオスがやってくる。それは果たして無秩序なカオスか? (会期がR5年12/28からR6年1/28まで、土日限定で延長されました)
『性と芸術』 会田誠 https://amzn.to/43eck3F 会田誠は、アート、それも現代美術と言われる分野に興味を持たせてもらった「恩人」と、個人的に一方的に思っている。 情報誌に、ホームレスのための城のようなダンボールハウスを制作し、写真としては残っているが、実際に新宿に設置したら、どこかへ行ってしまった、というような作品への説明が載っていた。 それを読んだとき、説明し難い気持ちになって、同時にとても強い興味を持てて、それまで現代美術だけではなく、アートや美術全般に全く関心がなかったのに、急に見たくなり、それ以来、20年以上、細々とながらアートを見続けている。 その後、自分にとって…
www.obayashifoundation.org 2018年2月22日。 大林組の企画で、2年に一度、都市計画をテーマに展示をする、という企画を始めて、その第一回が会田誠で、意外でもあったし、しかも表参道での展覧会という、さらに意外なことで、でも、その展示期間が2週間くらいで、意識しないと見ないままで終わりそうだと思って、妻と相談をして、今日、出かけた。 表参道に行く時は、渋谷駅で半蔵門線に乗り換える、という習慣がついて、少しだけ乗り換えが楽になったけど、表参道は、歩くには坂道の上りだし、ちょっと遠いしで、出口を出て、地図を何回か見て、クリスタルビルというバブル感が今だにあるような名前のビ…
東京国立近代美術館でゲルハルト・リヒター展を鑑賞。 先日、箱根でリヒターを見たばっかりなので、この展覧会がとっても待ち遠しかったです。 注目度の高い展覧会なので土日は混みそうと思い平日に行ったんですが、それでもそこそこ混んでました。リヒターって人気あるんですね。 展覧会の写真や感想は下記にて。
「川端龍子VS.高橋龍太郎コレクション」会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃。2021.9.4~11.7。大田区立龍子記念館。 2021年10月28日。 地元・東京都大田区に「大田区立龍子記念館」という施設があるのは知っていた。 大田区に20年以上住んでいるのに、一度も行ったことがなかったのは、川端龍子という画家を、以前は、ほとんど知らなかったせいだ。その名前の読み方(りゅうし)も、この画家が、男性ということさえ分かっていなかった。 bijutsutecho.com 高橋龍太郎コレクションというのは、医師でもあるコレクターの高橋龍太郎氏の収集した2000点以上に及ぶコレクションで、自分も欲しくな…