アマプラで観た「対峙」というアメリカ映画。 圧倒的な悲劇の被害者の両親と加害者の両親が、コーディネーターの斡旋を受けて密室で対峙する。 起きてしまった大きな試練を乗り越える、息の詰まるようなプロセスを描いたドラマ。 過去は変えられない。 その過去にどんな意味を見出すのか、それは現在の心持ち次第だ。 そこから続く未来は、現在によって変わっていく。 素直な感情を表現し合うことで、相手も同じ人間だと理解することができるのではないか、という示唆。 相手を許すことで自分が救われるということ。 いま世界中で起こっている紛争が解決へ向かうための手段が、まだあると期待したくなるような作品だった。 藤井風さんの…