ヌーノ・ベッテンコート。ポルトガル系のアメリカ人で、非常に彫りの深い顔立ち。アメリカのハードロックバンドExtremeのギタリスト。もともとドラムを叩いていたためか、リズム感のあるギターには定評がある。Extreme解散後はソロ活動やモーニング・ウィドウズを経たのち、現在は新バンドDrama Godsを結成し2005年12月に1stアルバム「Love」をリリース。
はじめに 手元に、けっこうなハイエンド系のギターが3本もあるので、「もうギターは買わなくても良いかな?」と思ってから約4ヶ月。 体調を崩したせいかベッドの中で、ネットを徘徊する時間が多かった4月です。 そんな中、YouTubeのおすすめで色んなギタリストの動画が上がってきます。(正確には、そう言った動画を好んで見ている) すると、ヌーノやポール・ギルバート、スティーブ・ヴァイ、ジョン・ペトルーシさんたちの動画があれこれと。 彼らは、僕が20代の頃にコピーにチャレンジしたヒーローたち。 コロナ前にGneration Axesに行くくらいに、大好きなギタリストでもあります。 そんな彼らには、シグネ…
南がバラードのいい曲をおとーさんに教えてと言ったら、昨日おとーさんは忙しくしていて、私に指名が及びました。 そうかそうか、どれどれとポップでカッコよくて切ない曲を選んで聞かせてみた。 中2の坊やにわかるかしら。 と思いきや、 一番好きなのがSteven Tyler & Nuno Bettencourtの「More Than Word」だという。 ギターのカッティングがかっこいいと言うので、南みたいに髪の毛サラサラでイケメンでしょ、Princeが世界で3本の指に入ると言ったExtremeのギタリストなのよとか、あれこれ説明するけれどPrinceがなんだか南はわからないので、初めて「お座り」と言わ…
先日、なんだかんだで開設から1年経って趣味のハードロックのことをZ世代の目線で書き綴ってきたこのブログにコメントが。 僕ももう少しコメントを呼びやすいブログを書けたら良かってんけど、ここだけは人気よりも僕自身の書きたいことを優先したかったからここまでひたすら僕の書きたいことを書き連ねてきた。 兵庫県のハードオフ巡りを完結させてきた記事にコメントして下さっていたらしく、そこでヌーノについて、Extremeについて触れる機会ができた。 ヌーノと言えば、Bill Lawrence L-500のイメージがカッチリしてたんやけども、どんなプレイングが得意でどんなフレーズ弾くのか、ましてやExtremeは…
特有のギタートーンは機材によって生み出されるのか、プレイヤーの指に宿るのか?という話は何人ものギタリストがしてきています。 最近、ギターメディアでスティーヴ・ルカサーがこの話をしたそうです。 www.guitarworld.com ============== (サウンドのために)良いギターか安いアンプのどちらかを選ぶならどうする? スティーヴ・ルカサー:最高の回答がある。魔法のギターも、魔法のアンプなんてのも無い。魔法の力を持つ人間がいるってことさ。 俺はエディ・ヴァン・ヘイレンのギターも、ジェフ・ベックのギターも弾いたことがある。でもただ俺の音がしただけだ。もちろん優れたギターやアンプがあ…
MV のエンディングは、何故だか、DRAMAGODS の “Something About You” のエンディングを思い出してしまった。(この曲については、ちょっと書きたいことがあります。長くなるので別稿にて) この件について書きます。 何の話をしたかったか、と言うとですね。エレピです。エレクトリック・ピアノ。 エレピと言えば、フェンダーのローズ・ピアノが有名ですが、今日はウーリッツァー(Wurlitzer)と言うメーカーのピアノの話です。*1 カーペンターズやダニー・ハサウェイなどが使っています。 ダニー・ハサウェイはローズも弾きますが、あの名盤中の名盤『LIVE』では、このウーリッツァー…
6月9日にニューアルバム『Six』をリリースする Extreme のヌーノ・ベッテンコートが音楽プロデューサーで著名Youtube番組を制作するリック・ビアートさんの番組に登場しました。 リックさんが少し前に "Rise" のソロを解説した動画が話題になったそうで、2人の会話は盛り上がります。 2時間半近くに及ぶ対談はかなり興味深いものですが、今週はほんの障りの冒頭部分をまとめてみました。ヴァイ先生は新譜を聴きたいとヌーノをお家に呼びだした模様です。(笑) ============ RAT ペダルについて話そう。 俺と同じ理由でRATペダルを使う人で知ってる人はあなたくらいだよ。ディストーショ…
今週は色々とニュースがありましたが、深堀りするほど1つに絞れなかったので、4つほどピックアップしてまとめてみました。 ========== 1.Winger がニューアルバム『Seven』をリリース この数週間はキップが数多くのインタビューに応えてプロモーションをしていましたが、遂にアルバムがリリースされました。キップが「俺たちは何者なのか、どんな作品を遺してきたのか、俺たちの過去の旅路とこれからの行き先を示したい」と言っていたように、Winger サウンドの集大成ともいえる傑作! staytogether.hateblo.jp 私には『Ⅳ』に近いアルバムという印象。楽曲の端々で『Pull』『…
このところネタ低調のため(笑)、今週のギター界で私が注目したニュースを4つほどピックアップしてまとめてみました。 ========= 1.スーパーボール ハーフタイムショウ リアーナ f/ ヌーノ HR/HM界のギターヒーロー、ヌーノが米国1ビッグなイベントに登場するということで期待していました。ヌーノがリアーナのバックで弾くのは久しぶりだと思いますが、このビッグイベントのためにご指名が入ったのだろうと想像しました。 前日にはロック界著名DJのエディさんがこんな夢あふれるツイートをしていました。 Imagine if she opened with Decadence Dance by @Ex…
3月14日(現地時間)に行われたグラミー賞授賞式の「追悼」の場面で昨年亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンの扱いが余りに小さかったことに、HR/HM界の方々が反発しています。もう長年にわたって、グラミー賞ではロックのジャンルが冷遇されていることもあり、このジャンルの人々は授賞式を見なくなっていますが、不世出のギターヒーローで変革者であったエディがこの扱いだったことに我慢の限界を迎えたのではないでしょうか。 エディとの交友があったヌーノ・ベッテンコートが長文で意見をSNSに投稿していましたので全文を和訳してみました。 また、エディの息子、ウルフ・ヴァン・ヘイレンもコメントを出していましたので、そち…
10月6日に亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンについて、スティーブ・ヴァイが Rolling Stone 誌の取材に思い出を語りました。日本時間で8日朝7時20分公開の記事ですので、訃報の直後に電話取材を受けたものと思われます。 www.rollingstone.com エディとの出会いから、交流の思い出話が語られます。その内容の一部を和訳してみました。 ============================ エドワードと初めて会ったのは、アラン・ホールズワースが Roxy(LAにあるライブハウス)でプレイするのを観に行ったときだ。彼はステージにも上がってプレイしていたよ。楽屋に行って彼と話…