メタバースの本を読んだ次は,暗号通貨やブロックチェーンについてもう少し入門書が読みたくなった。 といっても,技術や理論はどうせチンプンカンプンだから,ブロックチェーン技術がこれからの社会をどのように変えていくか考察する本を探して,手に取った本がこれ。 bookclub.kodansha.co.jp 対話形式になっていて,難しい用語も平易に解説されているので読みやすいです。 この本が終始一貫して語るキーワードは「非中央集権化」。 今までの経済社会では,国と中央銀行が法定通貨を管理し,その信用によって個人は資産を持ち取引をしていた。しかし,時としてその通貨は恣意的な支配の道具となるし(預金凍結など…