確率変数Xが正規分布N(μ,σ²)に従うとき、XをU=(X-μ)/σ と変換すると、確率変数UはN(0, 1²)の標準正規分布に従う。この変換を標準化という。 例題1: あるクラスの生徒の身長のデータにおいて、 母平均が165(㎝)、標準偏差が10(㎝)の正規分布に従っている場合、 生徒の身長が150~175㎝の間である確率を求めよ。 回答1: 標準化→付表でP(u1、u2がKp以上の値となる確率)を求める。 u1=(150-165)/10=-1.5 u2=(175-165)/10=1.0 付表より、P1=150㎝以下の確率=0.0668 P2=175㎝以上の確率=0.1587 したがって、1…