最近はやっと冬らしくなってきましたが、今年11月末頃までは、通常の年とは異なり、暖かい日や、時には暑いと言っても良い日がありました。通常なら紅葉の季節なのに、まだ葉っぱが黄色かったり、街中では半袖で過ごしている人もいて、本当に冬は来るのか?と混乱する日々が続きました。 最近は毎年のように”異常気象”という言葉が使われていますが、異常なことは何度も続けば、それはもはや異常でなくなります。 気象学では、直近30年間の気温や降水量などの平均的な値から「平年」の値を計算しています。では、今年11月の東京の気温は平年と比べてどうだったのか?本当に平年と比べて異常だったのか? 異常であることを判断する何ら…