作品について イギリスの児童文学作家ロアルド・ダール氏の自伝。 幅3cm程度の分厚い洋書で二部構成。前編『BOY』では祖父や父らの思い出から始まり学生時代の懐古、高校卒業後Shell石油へ入社しアフリカへ赴任する辺りまでが語られます。後編『GOING SOLO』では、アフリカへ赴任後の生活とその後第二次世界大戦に際し航空隊への入隊、従軍活動の様子を中心に描かれます。因みに筆者の父母はノルウェー出身。 感想 先日MATILDAという作品を読んで以来、この作者の作品を読みすすめていますが、自伝も面白かった。彼の作品の主人公は小学生くらい子である場合が多いのですが、生い立ちを知るにつけ、どうやって彼…