トリーチャーコリンズ症候群のオギーが主人公だった「ワンダー」のスピンオフにあたる物語。 いじめっこジュリアンが「おばあちゃん」の戦争体験を聞くことで成長します。 ジュリアンのおばあちゃんのサラはユダヤ人でドイツからの迫害をうけます。その時にポリオの少年「ジュリアン」とその家族にかくまってもらうことによって生き延びた体験が語られます。 アンネの日記と似ている部分がありますが巻末の用語解説にもアンネの日記の事がきちんと書かれています。 ポリオのジュリアンと家族が聖人すぎていかにも作られた物語な感じ…途中オオカミが出てくる所もタイミングが良すぎて読んでいてフィクションだなとひしひし感じられてイマイチ…