高品質な羊毛・羊皮を用いて製造されたムートンブーツ・シープスキンブーツの総称。
元は、オーストラリアの羊毛刈りをする人たちの間で流行していた。軽くて歩きやすく、温かいのに通気性がよくてムレない点で人気がある。
ヒールがなく、寸胴なブーツスタイルは「Ugly(醜い)」と称され、「UGG」という呼称の由来となった。
日本では、「UGG® Australia」社のムートンブーツが圧倒的な知名度とシェアを持つため、「UGG® Australia」社以外のUGGブーツはニセモノだと勘違いしている人も多い。
「UGG® Australia」社のムートンブーツは、ハリウッドセレブのプライベートファッションスナップに度々登場したことで人気となり、世界中で愛用者が増えている。その温かさや履きごごちには定評があり、「冬はこれしか履かない」という女性もいるほどである。
近年、人気に乗じた安価な模造品やニセモノの流通量が増えている。
日本の正規販売店は、Deckers Japan 合同会社 (http://www.uggaustralia.jp/pc/)など。
メーカー側は、正規品を表す保証書の他に、ライセンスラベルやシールを付属して対策していたが、最近は、付属品自体が模倣されているので注意が必要である。