MIT Media Labの「Lifelong Kindergarten Group*1」が開発する、子供向け教育用プログラミング環境。
レゴのようなブロックを積み重ねていくことで、スプライト(画像オブジェクト)を動かすスクリプトを書く。8歳の子供でも使えるように工夫されており、出来上がった作品はWebにアップロードして共有できる。遊びの中にある「IMAGINE→CREATE→PLAY→SHARE→REFLECT→」のサイクルを支援することで、子供たちが自発的に学ぶことの楽しさを見つけることを促す。
開発リーダーはLEGO MindstormsやCricket、StarLogoの開発者のミチェル・レズニック教授。プログラミングはSqueakのキーパーソンの一人であるジョン・マロニーを中心として、Smalltalkで行われている。2008年9月3日、日本語を含む多くの言語に対応した1.3がリリースされた。
スクラッチアイデアブック―ゼロから学ぶスクラッチプログラミング
スクラッチ+WeDoではじめる簡単ロボティクス―ゲームで遊ぶな、ゲームを作ろう!
Software Design (ソフトウエア デザイン) 2009年 03月号 [雑誌]
*1:Lifelong Kindergarten=生涯幼稚園、Overview ‹ Lifelong Kindergarten — MIT Media Lab