オラクルによるIntel x86の仮想化ソフトウェア。
当初はドイツのInnotec社で開発され、買収によりSun Microsystemsに引き継がれ、のちにオラクルに買収され現在に至る。
クロスプラットフォームソフトウェアであり、Windows、Linux、Mac OS X、OpenSolarisで動作する。
同様の仮想化ソフトウェアには、Virtual PC、VMwareシリーズ等がある。
情報源は聞かないでくれ 必要なスペック 必要なソフト 手順 Whonixの導入 共有フォルダの設定をしたゲストOSの設定 Whonix Gatewayの初期セットアップ Debianのセットアップ OSのソフトウェア更新 共有フォルダにアクセスする Torrentのクライアントを導入する 最後に一言 情報源は聞かないでくれ 今回他のサイトでやべーファイルをDLするにはNordVPNを使えば安全と言われていたが、調べた限りだと過去に複数の脆弱性が発見されており*1、完全に匿名かと言われたら疑問を呈す状態だったので、それより安全と思われる方法を紹介する。 金が出せるというのならばPerfect P…
VirtualBox Guest Addtionsをインストールしてみました。終わってから振り返れば別に難しくはないのですが、ほんのり手こずったので作業メモを残すことにしました。 環境 ホストOS:Windows10 ゲストOS:Debian11 事前準備 ネット情報によると、VirtualBox Guest Additionsをインストールするには、事前に以下のものをインストールしておく必要があるようです。 ・dkmsフレームワーク ・ビルドツール ・カーネルヘッダー それらがインストールされているか調べるために apt list --installed dkms build-essenti…
過去3回に渡りVyOSにてIPsec VPNでセキュアなBGPセッション及びOSPFセッションを試みた。更に遡ればSONiCやCumulus VXでBGPセッションを試みた。 これらの検証でVirtualBoxのゲストOSとして動いていた仮想アプライアンスのNetwork OS(NOS)は、全てDebian GNU/Linuxベースである。 ではDebian GNU/LinuxにQuaggaやFRRを実装すれば、VyOSやSONiCみたいな事が出来るのではないか...という事で、今回は素で動作するDebian GNU/LinuxにFRRをインストールし、VyOSみたいな事をやらせてみた。 Vy…
今回もOSSな仮想ルータであるVyOSを使用し、拠点間のVPN通信を確立させてみた。 IPsecによる拠点間通信を行う際、通信の暗号化の手段としてGREトンネル経由の通信やVTIを使用しての通信が挙げられるが、今回は、暗号化通信の開始地点及び終端地点を明示的に定義するだけで(とは大袈裟だが...)暗号化通信が出来る、IPsec VTIを確立させてみた。 GRE over IPsec VPNに関しては前回の記事(VyOSでGRE over IPsec VPN構成を組んでみた)を参照。 https://debslink.hatenadiary.jp/entry/20220130/164351050…
先日作ってもらったPCにVirtualBoxをインストールしました。インストール方法はググればたくさん出てくるのですが、VM上にOracleを入れる前提だったのでコーソルさんのサイトを参考にしました。 VM作成からのOracle 19cインストール手順 前編(Linuxシングル) | コーソルDatabaseエンジニアのBlog 割とあっさりインストール完了。手順が丁寧だったおかげです。 しかし、「Guest Additions CDのインストール」でハマったので回避策のメモを。 結論から言うと、次のコマンドを叩けばOKでした。 $ sudo yum -y remove open-vm-too…
VurtualBoxのゲスト機、VyOSにて実行されたtcpdumpのパケットキャプチャのファイルを、ホスト機側に吸い出した際のメモ。 先日、VyOSでIPsec VPNの設定を行いEnd to Endで疎通確認をした際、VyOSで実行したtcpdumpコマンドのキャプチャファイル(.pcapファイル)をホスト機側のWiresharkで確認する為に、ホスト機側でtftpコマンドを実行しVyOSの中に保存されているキャプチャファイルを吸い出した。 VyOSはCisco CSR1000v等Linuxベースの仮想アプライアンスよりLinux色が強く普通にシェルを叩ける事から、Linuxで立てたサーバ…
OSSな仮想ルータであるVyOSを使用し、拠点間のVPN通信を確立させてみた。 IPsecによる拠点間通信を行う際、通信の暗号化の手段としてGREトンネル経由の通信やVTIを使用しての通信が挙げられる。 今回は、WANの通信の暗号化でよく採用される、IPsec上でGREを動かし中を通るユーザトラヒックとダイナミックルーティングの通信共にトンネリングさせる「GRE over IPsec VPN」を確立させてみた。 VyOSにGRE over IPsec VPNを実装する内容の記事はQiitaやはてなブログ等で散見されるものの、VyOSバージョン1.4での実装はあまり見かけない為、メモとして残した…
今回は仮想環境の構築方法! VirtualBoxの導入とWindowsのインストール方法 筆者はMacだけど、Windowsもほぼほぼ同じ方法で構築できるのでぜひ参考にしてください! 前提: 仮想環境についてなんとなくイメージができて、自分で構築したいと考えている人。 筆者が仮想環境を構築したかった理由: MacでGooglePlayの「メルクストーリア」をプレイしたい!・・・残念ながらWindowsには対応しているが、Macには未対応。(R4.1.6時点) ********************* 因みにVirtual Boxでのゲーム動作を確認したところ、動作自体に問題はないのですが、処…
●発生する問題 ・https://www.virtualbox.org/wiki/DownloadsでExtensionPackをダウンロードする。 ・OracleVMVirtualBoxマネージャーを起動する。 ・ファイル->環境設定->機能拡張->+アイコンから、Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.1.30.vbox-extpackを選択する。 ・「インストールに失敗しました。」となる。 ●解決法 ・インストーラーの名前を変更する。 ・自分でどこかに解凍する ・C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\ExtensionP…
CentOS Linux 8 と互換性があるMIRACLE LINUXがOSライセンス無償化となり、誰でもダウンロードして実際にインストールすることができるようになりました。今回は、WindowsやmacOS上で仮想環境を構築できるオープンソースの仮想化ツールVirtualBoxを利用して、MIRACLE LINUX 8.4の検証、開発環境を構築してみます。 VirtualBoxの入手方法 VirtualBoxは以下のサイトからWindows版、macOS版、Linux版などをダウンロードできます。VirtualBoxと合わせてVirtualBox Extension Packもダウンロードし…
そろそろ出てるかなあと思って見てみたら5月6日に出てたUbuntu 22.04 LTS 日本語Remix。 VMにインストールしてみる。まずはダウンロード。 www.ubuntulinux.jp 3.2GBである。ダウンロードする。 ダウンロードが終わったらVMware Workstation Playerで新規仮想マシン作成を選ぶ。そしてダウンロードしたISOファイルをマウント。 別SSDにインストールする。 始まった。 見慣れたUbuntu 18.04とは違う。 画面が暗くなりなんかチャイムが鳴った。4音だった。 そしてしばらく放置したがインストールが進んでいる感じがしない。 ということで…
登録日: 2022-05-22 更新日: 2022-05-22 UEFI 立ち上げのPCに、安定版の「Xubuntu 20.04.4 LTS」をインストール 、設定 して使っています。 - そのホストOS の「VirtualBox」に、公開された ばかりの「Fedora 36 Xfce」をインストール しました。 その環境で、「Geany」をビルドしてインストールしました。その備忘録です。 - ホストOS : Xubuntu 20.04.4 LTS ゲストOS : Fedora 36 Xfce ←(今回の作業) - - 使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、 プロセッ…
登録日: 2022-05-22 更新日: 2022-05-22 UEFI 立ち上げのPCに、安定版の「Xubuntu 20.04.4 LTS」をインストール 、設定 して使っています。 - そのホストOS の「VirtualBox」に、公開された ばかりの「Xubuntu 22.04 LTS」をインストールしました。 その環境で、「Geany」をビルドしてインストールしました。その備忘録です。 - ホストOS : Xubuntu 20.04.4 LTS ゲストOS : Xubuntu 22.04 LTS ←(今回の作業) - - 使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、…
登録日: 2022-05-22 更新日: 2022-05-22 UEFI 立ち上げのPCに、安定版の「Xubuntu 20.04.4 LTS」をインストール 、設定 して使っています。 - そのホストOS の「VirtualBox」に、公開された ばかりの「Xubuntu 22.04 LTS」をインストールしました。 その後、本番使用の「Xubuntu 20.04.4 LTS」と同じように、使い慣れた設定にしました。その備忘録です。 - ホストOS : Xubuntu 20.04.4 LTS ゲストOS : Xubuntu 22.04 LTS ←(今回の作業) - - 使用したPC は「ASU…
GitLabなどを載せているLXDのホストをDebian(buster)から(bullseye)に引っ越すついでにクリーンインストールした。 インストールのやり方などを調べていて、ミドルやアプリを組み合わせた場合のサンプルがもっとあるといいなと思ったので書く。 そりゃみんなSaaS使うよね、という内容。 できあがりイメージ 環境 作る VirtualBox VM(ハコ)作成 OSインストール ツール類インストール IPアドレス割り当て SSH接続設定 エイリアス設定 ZFS インストール パーティション作成 LXD インストール 初期設定 GitLab用コンテナ作成 コンテナ(ハコ)作成 Gi…
AndroidタブレットVASTKING KingPad SA8とNexus 7(2013)にてゲストOSとして時々立ち上げているOpenBSDを自宅LAN用SFTPサーバとして稼働させるべく、SFTPの設定をした際のメモ。 尚、当記事作成時のOpenBSDの最新版はバージョン7.1だが所有しているAndroidタブレットのゲストOSとしては動作が非常に重たい為、許容範囲内な6.3で実装した。 今回の要件 ・vsftpプラスSSL,TSLによるFTPSではなく、sshの拡張機能のSFTPを使用 ・ChrootDirectoryで公開ディレクトリを指定 ・アカウントはftpuserとする ・エミ…
BeOSをVirtualBoxで動かすときに手間取るかもしれないところのメモ 手順 learn.adafruit.com ccd2cueをコンパイルする wget https://ftp.gnu.org/gnu/ccd2cue/ccd2cue-0.5.tar.gz tar xvf ccd2cue-0.5.tar.gz cd ccd2cue-0.5 ./configure make && sudo make install export PATH="$PATH:(ccd2cueのパス)" Beos5のイメージが入ったディレクトリで ccd2cue --output=(ファイル名).cue BeO…
もし、自由に使える制御システムがあったら、あなたは何をしたいですか?それは、壊しても怒られず、すぐに戻せる制御システムです。身近な機器を遠隔制御したり、サイバー攻撃の検証をしたり。本稿では、リアル感ある制御システムが思いのほか手軽に作れて勉強になった話をお伝えします。制御システムってどんなものだろうと思う方は読んでみてください。そして興味を持った方はぜひ作ってみてください。自ら作ってみると、制御システムが身近に感じていただけると思います。 はじめに サイバーディフェンス研究所の安井です。長年制御システムを開発してきた経験から制御システムセキュリティ向上に取り組んでいます。重要インフラをはじめと…
Androidタブレット内でゲストOSとして古いDebian GNU/LinuxやMINIXを今まで動かし続けていたが、全てOpenBSDにリプレースした。 NetBSDや過去に使っていたFreeBSDではなくOpenBSDを選んだ理由は、強固なセキュリティ、Alpine Linuxより動作が軽い、今も活発に開発が継続されているの3点。 今年の3月には、AndroidタブレットであるNexus 7(2013)とVASTKING KingPad SA8のゲストOSとしてOpenBSDを導入しkshのコマンドをぽちぽち打って遊んでいたが、5月に入ってからログインシェルをbashに変更、SFTPの設…
Hello there, ('ω')ノ 今回は、KingstonのUSBで。 USBは、256GBのGen2対応を。 Kali LinuxのLive USBの作る際には。 下記よりliveバージョンをダウンロードしてから。 ダウンロードがなかなかできないときは、アーカイブサイトからダウンロードして。 https://archive.kali.org/kali-images/kali-weekly/ それとUSBへの書き込みソフトとしてrufusが必要で。 https://rufus.ie/ja/ 書き込みの際は、保存領域のサイズを指定しないと保存できず。 複雑にLive USBのKali Li…
Laravel 公式サイトで紹介されていた方法で Laravel Sail をインストールしようとしたところ、エラーが発生して処理が中断したのでその解決方法の備忘録 検証環境 Windows10 Home Edition (version 21H2) VirtualBox 6.1.32 vagrant 2.2.19 # Docker Host OS ubuntu 20.04.3 LTS (Focal Fossa) Docker version 20.10.8, build 3967b7d docker-compose version 1.29.2, build 5becea4c インストール …
以下のようなVagrantfileを利用する。 config.vm.provisionでansibleをえらんであげればOK この場合はVagrantfileと同一ディレクトリにあるplaybook.ymlを実行してくれる。 Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.network "private_network", type: "dhcp" config.vm.define "test-php" do |php| php.vm.box = "ubuntu/focal64" php.vm.define "test-php" php.vm.hos…
登録日: 2022-05-10 更新日: 2022-05-21 最新の「Fedora 36 Xfce」のプレリリース版 (つまり、Beta 版) をVirtualBox にインストールしました。その備忘録です。 追記: Fedora 36 がリリースされたので、それに合わせて、記事を修正しています。 - 前回、Virtualbox にインストールした「Xubuntu 22.04 LTS 」の Firefox の起動があまりにも遅いので、Snap パッケージが使われない「Fedora 36 Xfce」(Beta) で確認してみました。 同じVirtualbox にインストールしたので条件は同じで…
経緯 2012年頃(?)なので10年前くらいに買ったタワーPCでごにょごにょしたく, Ubuntuを入れた. このPC, 有線ボード + USB Wifiモジュールという構成で, WifiモジュールがWindowsにしか対応していないやつだった. それをUbuntuで使えるようにしたい. PCはきのこのネトゲをやるために購入し, 当時はADSLを引いてて遅延が嫌で有線のことしか考えていなかった. (今じゃ考えられないね) その後引っ越しなどで無線が必要になり, PCショップでBaffalo WI-U3-866Dを買って使ってた. どうでもいいけど, このドングルの定価が8,000円くらいで購入…
VIrtualBoxによるによる仮想マシンのネットワーク接続が出来ない VIrtualBoxのデータをいれていたMicro DCカードが読めなくなってしまったので改めてUbuntuのイメージを作成しました。 SDカード自体はフォーマットすればまた使えるようになったので、Ubuntuを再構築しました。 せっかくなのでLTS(long-term support)となる22.04が出たのでこれを入れました。 すると、仮想マシンから外部ネットワーク(ブラウザやaptなど)へつながるようにするとホストOSからSSHがつながりません。 仮想マシンにSSHで接続したい SSHを使えるように設定すると、今度は…