Intel社のサーバ、ワークステーション向けCPU。
基本的に同世代のデスクトップ向けCPUより高機能、高性能化を図ったCPUである。
Pentium IIに対してはPentium II Xeon
Pentium IIIに対してはPentium III Xeon
Pentium4以降に対しては単なるXeonという名前になっている。
Intelの主力であったNetBurstアーキテクチャではPentium4に対しキャッシュメモリの増量、ハイパー・スレッディング(HT)テクノロジの先行採用、マルチプロセッササポートなどの機能強化がなされている。
しかしFSBはPentium4が先に800MHzを達成、XeonはNoconaコアが登場するまで533MHzで据え置きという逆転現象が見られた。
2006年3月にCore Duoで使われたYonahベースのXeon LVシリーズ(Sossamanコア)が登場した。FSBは667MHz、2次キャッシュは2MB、TDPは31W。Xeonでは珍しくEM64Tはサポートしない。
2006年5月に65nmプロセスで製造された、Xeon 5000シリーズ(Dempseyコア)が登場した。FSBは1,066MHzまたは667MHz、2次キャッシュは2MB x 2、TDPは130Wまたは95W。
2006年6月にCore 2 Duoで使われるCoreアーキテクチャを採用した、Xeon 5100シリーズ(Woodcrestコア)が登場した。FSBは1,333MHzまたは1,066MHz、2次キャッシュは4MB、TDPは80Wまたは65W。DempseyコアのTDP(130Wまたは95W)より低く抑えられている。