非オタの友人と秋葉原のメイド喫茶に行ってきたwww
あらすじ
久々に会った非オタの友人とメイド喫茶に行くことになった。この話、むしろ私のほうがあまり乗り気ではなかった。…メイドカフェには抵抗感があったのだ(←私のなかの境界線w)。しかし、メイド喫茶やアキバのあれこれに非オタがどんな反応をするのか興味があったので一緒に行くことに。以下メイドカフェの話…というよりメイドカフェで駄弁った内容。要するにいつもの会話ログw
【登場人物】
- id:GilCrows(私):秋葉原にはよく行くが、メイド喫茶には行ったことが無い。
- 非オタ(非):アニメなどはまったく見ないらしい。何して生きてるの?
【関連】
今までの会話ログ
秋葉原への一般人流入の件
(秋葉原の某メイドカフェにて)
非「結構女の子とかも来てるんだな。おい!隣の奴なんか子連れだぞ!写真とっていいかな? mixiで書きたいんだが。」
私「ここ、撮影禁止! …頼むからmixiで「オタクきんもーっ☆」とか書くのだけは勘弁してくれよ。昔それで炎上したことがあるから。」
非「何だそれ?」
私「コミケに出展していたホットドック(ry」
非「あー、それ聞いたことある。」
私「それにしても、ホント思いっきり『観光』に来てるよな。秋葉原なんて買い物するところなのに。」
非「何を買うんだよ?」
私「…。」
(…そして、進む秋葉原の観光地化をオタクが嘆くわけか。)
【関連】
非オタとインターネットの関係
/ ̄ ̄\ / ヽ_ .\ ( ●)( ●) | ____ (__人__) | / \ l` ⌒´ | / ─ ─ \ . { |/ (●) ( ●) \ { / | (__人__) | ,-、 ヽ ノ、\ ` ⌒´ ,/_ / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/>< ` ー─ ' ┌、 ヽ ヽ, / L_  ̄ / _l__( { r-、 .ト _,,二) / 〔― ‐} Ll | l) ) >_,フ / }二 コ\ Li‐' __,,,i‐ノGilCrowsl 非オタ └―イ ヽ | l i ヽl 2008年 5月 某日 秋葉原の某メイド喫茶にて
私「そういえば気になってたんだけど、インターネットは結構やってるのか?割とネットの話とかはついてくるよな。普段は何見てるんだ?」
非「最近では『やる夫』のやつが面白かったな。」
私「ああ、サブプライムローンとか解説してるやつだな。」
非「結構勉強になるんだよな。」
私「2chブログとかいつも見てるのか?」
非「いや、たまにだな。」
私「じゃあ、そうのどこで見つけてくるんだ?」
非「ニュースサイトだな。○○○ってところなんだけど。」
私「ああ、そこか(○○○…意外な名前が出てきたな)
でも、たまにオタ系ニュースも混じってるだろ?そういうの見てれば自然と詳しくなるもんじゃないか?」
非「いや、オタ系ニュースは見ない。クリックしない。」
(なるほど、そこらへんでオタとそうでない人間とが振り分けられてくのか…)
私「それじゃニコニコ動画はどうだ?」
非「ああ、ニュースサイトとかでリンク貼られてて、見れなかったからアカウント取ったよ。」
私「ニコニコ動画はよく見てるのか?オタ系が多いよな?」
非「そうだな。オタ系多いし、まあYouTubeで充分だな。」
【関連】
非オタは(当然ながら)萌えがわからない
私「つーわけで、最近の萌えブーム、アキバブームも元をたどればエヴァに行き着くわけよ。だからエヴァぐらい見ろ。」
非オタにアニメを薦める方法を教えてくれ! - GilCrowsのペネトレイト・トーク
A「え〜。メンドクサイなぁ。そうだ。アニメといえばmixiで知り合った女の子がいてさ、○○○○のブティックで働いてるんだ。その娘、アニメ好きなんだけどまわりに話せる相手がいないって言ってたなぁ。」
私「なに!?アニメ好きの女の子だと!!??」
A「そうそう、最近はアクエリオンにはまってるらしいんだ。(←パチンコの影響でタイトルは知ってる)」
(↑前回の回想)
私「…で、エヴァは見たか?」
非「YouTubeでOPだけ見た。ああ、こんな感じだったなぁとか思い出した。」
私「まあ、そんなことだろうと思った。」
非「その後、女の子に薦められたアクエリオンを見たんだけど、結構面白かった。」
私「女の子に薦められると見るのかよ!」
非「話をあわせるためにな。でも一話だけ見て後は見てない。それ以上見るとハマリそうだったから。」
私「何故見ない?ハマれよ!思う存分!!」
非「いや、アニメ見てる暇なんて無いんだって。いつも忙しいし。今度ペンション借りて別の女の子と一緒に…(ry」
(…リア充はアニメを見ている暇が無いらしい…('A`))
(ではここらでアニメの知名度調査をするか…)
私「ハルヒって知ってるか?」
非「ああ、名前だけなら聞いたことがある。」
(おっ!)
私「じゃあ、ひぐらしは?」
非「知らないなぁ。」
(…多分最近のはほとんど知らないんだろうな)
私「なるほど…。で、これがそのハルヒだ。(小説版ハルヒを取り出す)」
非「げっ!?」
私「プレゼントだ。」
(ハルヒは時系列がバラバラなので紹介するのが難しい。だから小説と併用して薦める作戦にでた。ちょうど読み終わったところだったし。)
非「い、いらねぇ…。」
(こうかはばつぐんだ! …orz)
私「これのアニメがここ数年で最もヒットしたアニメなんだ。」
非「これもアクエリオンみたいにロボットが出てきたりするのか?」
私「いや、出てこない。いわゆるひとつの『萌え系』だな。でもSFっぽい要素もあるしなかなか面白いぞ。」
非「う〜ん、アクエリオンとか攻殻とかエヴァとかはまだ面白いと言われる理由が理解できるんだが…。最近の『萌え』とかいうのはよくわからんなー。アレは何なんだ?」
私「…うまく説明できないなぁ。」
(オタキングもよくわからんと言ってるくらいだしなぁ…)
↑非オタの友人はお店に置いてあったこのCDを興味深そうに眺めていた
非「あと、『ツンデレ』とか。」
私「ツンデレってのはさ…要はギャップなんだよ。たとえばヤンキーがお年寄りに席を譲っているのを目撃したら「あ、コイツ実はイイ奴だ」って思うだろ。普段とのギャップがある分その感動も大きいってワケ。」
非「あ、それはわかる。」
私「だからツンデレってのも普段はツンツンしているのにいきなりデレる。そのギャップが…」
非「萌えるわけだな?」
私「その通り。好意の裏返しでツンツンしちゃうところがいじらしいじゃないか。このハルヒもツンデレだな。」
非「でもさ、ツンツンされるのを喜ぶってどう考えても普通じゃねえよな?」
私「え!?」
非「いや、俺の場合はもっと尽くしてくれるタイプが好きなんだが。」
私「…最近はあまり注目されないな、そういうの。」
非「もしかして、オタクってMが多いのか?」
私「うッ!た、確かに…多いかもしれない…。」
非オタは『メイド喫茶』に興味があるようです
私「で、メイド喫茶に来てみてどうだった?」
非「う〜ん。思ったより普通だな。俺ネットに詳しいから職場の人からよく聞かれるんだよ。」
私「ネットに詳しい? お前がか!?」
非「いや、本当に周りの奴らはネットとかやらないんだって。だから俺が一番詳しいくらいで。」
私「マジか?」
非「で、そういう奴らは結構メイド喫茶に興味シンシンなんだよ。メイド喫茶に行ってきたと言ったら、絶対つれてけって言われる。でも、困ったな…。」
私「ん?どうした。」
非「多分、あいつらのメイド喫茶に対する妄想がすごいことになってると思うんだ。」
私「妄想?」
非「まずドアを開いたら大勢のメイドさんが「お帰りなさいませご主人様」とで迎えてくれる。」
私「無かったな。」
非「そしてメイドさんとおしゃべりしながらお茶を飲む。」
私「オーダー聞いただけだったな。」
非「オムライスにケチャップで絵を描いてくれる。」
私「オムライス無かったな。」(…どうでもいいがお前、詳しいなw)
非「それにホラ、ミニスカートとニーソックスのアレが無いだろ?」
私「…『絶対領域』ね。」
非「そうそう!それそれ!! ここのメイド喫茶スカートの丈が長いじゃないか!」
私「長いじゃないか!とか言われてもなぁ…。むしろアキバ界隈のミニスカメイドのほうが異端だと思うんだが。」
非「う〜ん、なんていうか、良くも悪くも学園祭っぽい雰囲気だな。…多分つれて来たらみんなガッカリする。まず誤解を解くところからはじめないと。」
私「はははw」
(…しかし、メイド喫茶をなめきっていた我々は3軒目で酷い目にあうことに。これについてはまた別の機会に。)
非「で、お前はこういうのに『萌える』のか?」
私「メイド属性ないし、三次元だしなぁ…。」
非「三次元って凄い言葉だよな。二次元が前提になってるし(笑)」
非オタも『オタク文化』には興味があるらしい
非「別にアンチオタクってワケじゃないんだよ。結構興味あるの。オタクになりたいとは思わないけど、どんなものか知りたいとは思う。」
(お前…昔、散々オタクを罵倒してたよな?)
私「…俺はむしろ非オタがどんな生活してるのか気になるよ。」
非「あ、でもあの車に絵を描いたりするやつとアイドルのコンサートで踊ったりするやつはダメだな…。」
私「『痛車』と『オタ芸』ね。」
非「そうそう、それそれ。あれはダメだわー。アレはアンチだな。」
私「痛車とか結構凄い技術だと思うけどね。テープを綺麗にカッティングしたり。一回ペイントしたら変更するのも大変だろうし。」
非「前ネットで見たのが等身大フィギュアを助手席に乗せた奴…何だよアレ?。あと、『オタ芸』ってファン活動と関係ないような気がするんだが。」
私「う〜ん。自己顕示欲の表れではあると思うけどね。」
非「そういえば『同人誌』って何なんだ?」
私「同人誌かぁ…同じ趣味の人が集まって描く雑誌…かな?古くは文芸関係で使われていた言葉だけどね。今では漫画の二次創作が主流だな。」
非「二次創作?」
私「漫画やアニメのキャラクターが出てくるオリジナルストーリーの漫画。あと同人のゲームもあるぞ。」
非「あ、ギャルゲーってやつだな?美少女がたくさん出てくる。」
私「いや、その類ばかりじゃないぞ。シューティングゲームとかもある。これがTVゲームとそん色ないくらいのデキなんだよ。今ネットで人気やつ…知らないか?」
非「知らない。う〜ん、シューティングゲームもあるのか…。」
私「自機は女の子だけど。」
非「あ〜(笑)」
私「…そんなに同人誌に興味があるならコミケ行けよ。」
非「コミケはちょっとなぁ…。ソコまでは深追いしたくない(笑)」
私「それじゃあこれから行ってみるか?オタクが集まるところに。王道だが『アニメイト』と『とらのあな』辺りに行ってみるか。同人誌とかもあるぞ。」
非「おお、行きたい!」
私「じゃあ行ってみるかwww(マジか?)」
まとめ
オタク文化に興味があると友人は言った。昔、私がMTGやってるのを見ただけで「オタクきめぇ」と罵倒してきた頃にくらべ隔世の感がある。やはり昔に比べてオタクに対する見方が変わりつつあるのかもしれないということを実感した。やっぱり、電車男をはじめとするアキバブームが与えた影響は大きいのだろう。それにしても、いきなり同人ショップとかありえないw 私なんか初めて入ったときはかなり抵抗感があったのに。非オタは何も知らない分抵抗感も無いらしい。非オタの友人に関してはではなんとなく三次元方面(コスプレ等)から攻めれば堕ちそうな気がしたw(まあ、無理やり引き込むようなことはしないけどね)
…ということで次回『非オタの友人とアニメ、同人ショップに行ってみて驚いたこと。』