105. 二本鎖DNAを加熱するとおこるのはどれか。
- 変性
- 再生
- ハイブリッド形成
- 切断
- アニーリング
106. 二本鎖DNAの熱変性で正しいのはどれか。
- ヌクレアーゼの活性化による。
- 水素結合が切れる。
- 二本鎖構造を維持する。
- 急冷により元に戻る。
- 塩基配列が変化する。
107. 制限酵素について正しいのはどれか。
- エキソヌクレアーゼ活性をもつ。
- 真核細胞の細胞質に存在する。
- チモーゲンの一種である。
- 配列特異的なエンドヌクレアーゼ活性をもつ。
- ATPが触媒活性に必須である。
108. 回文配列はどれか。
- 5’-TTTTTTTTT-3’
- 5’-GCGCGCGC-3’
- 5’-GGCCCCGG-3’
- 5’-AGAGAGAG-3’
- 5’-TTTTCCCC-3’
109. 4塩基の回文配列を含むのはどれか。
- 5’-TTTTTTTTT-3’
- 5’-GCAAATATC-3’
- 5’-AGCCCCCG-3’
- 5’-AGAGAGAG-3’
- 5’-TTTTCCCC-3’
110. 制限酵素EcoRIはGAATTCを認識しGとAの間で加水分解を行う。反応後に生ずる末端の構造として正しいのはどれか。
- 5'-GAA
- 5'-AATT
- 平滑末端
- 5'-AT
- 5'-GAATTC
111. 認識配列CCANNNNN*NTGGの制限酵素BstX 1の認識配列出現頻度として適切なのはどれか。
- 16塩基対あたり一回
- 256塩基対に一回
- 4096塩基対に一回
- 65536塩基対に一回
- 10485676塩基対に一回
112. DNAの結合を触媒する酵素はどれか。
- エキソヌクレアーゼ
- ホスファターゼ
- ポリヌクレオチドキナーゼ
- エンドヌクレアーゼ
- DNAリガーゼ
114. 二本鎖DNAを切断するのはどれか
- 大腸菌DNAポリメラーゼI
- DNAリガーゼ
- RNase H
- S1ヌクレアーゼ
- DNase I
115. Taqポリメラーゼの特徴はどれか。
- 熱に対し不安定である
- エキソヌクレアーゼ活性をもつ
- RNAを鋳型とする
- 至適温度は37℃である。
- 複製ミスが多い。
117. ハイブリダイゼーションで高い値を取るほどハイブリッドが安定化するのはどれか。
- 温度
- 有機溶媒濃度
- 鎖長
- ミスマッチ塩基対数
- TA塩基対比率
120. 組織切片に対するin situハイブリダイゼーションにより得られる情報はどれか。
- 遺伝子の大きさ
- 遺伝子を発現している細胞の分布
- 生物種がもつ全ての遺伝子の数
- プロモーターの構造
- イントロンの配列
121. フィルターハイブリダイゼーションに先立つ核酸分子のブロッティングでフィルターの下に置かれるものはどれか。
- スポンジ
- ペーパータオル
- プローブ
- アガロースゲル
- おもり
122. サンガー法について正しいのはどれか。
- 遺伝子発現を解析する方法である。
- 鋳型は不要である。
- ジデオキシリボヌクレオチドを用いる。
- ホスホジエステラーゼを用いる。
- 5’プライマーと3’プライマーを組にして用いる。
124. 適切に実施されたPCR法により増幅された分子の説明で適切なのはどれか。
- 一本鎖DNAである。
- 鋳型より鎖長が長い。
- 鎖長が揃っている。
- 3’側にプライマーの配列を含む。
- 20サイクルで千倍程度の増幅となる。
125. 真核生物のcDNAクローンの解析で明らかになるのはどれか。
- プロモーター配列
- タンパク質の一次構造
- イントロンの数
- エキソンの数
- 遺伝子の大きさ
127. ノザンブロッティング法で正しいのはどれか。
- ポリアクリルアミドゲルを用いる。
- SNPの解析に用いる。
- プロモーターの構造に関する情報が得られる。
- 遺伝子発現を調べることが出来る。
- 抗体をプローブとして用いる。
128. cDNAライブラリーのスクリーニングで明らかになるのはどれか。
- 染色体の異常
- 生物種がもつ全ての遺伝子
- プロモーターの構造
- タンパク質の一次構造
- イントロンの配列
133. カルタヘナ法で生物とみなされるのはどれか。
- 遺伝子組み換え大腸菌
- プラスミドDNA
- マウス組織より抽出したゲノム
- ヒト由来培養細胞
- マウス肝臓